チュータ日誌

(2018/04/14)The LEGEND of 中1a

●ステージ1 朝読と朝礼と

4月14日、土曜日。中1生は授業が始まってから3日目の朝を迎えた。

入学式の日に置かれた教室の花は、まだ、元気よく咲いている。

朝8時25分。中1a組は、まだ自由時間なのに、ちゃんとイスにすわり、朝読書を始めている。相当、緊張しているようだ。

8時30分にチャイムがなり、担任のT先生が教室にやってきた。生徒はちゃんと座ってまっていた。ここまで順調だ。

朝読書が始まる。各自がもってきた本を読み始める。実は、本を忘れずもってくるのも大仕事なのだ。

こっちは分厚いけど、挿し絵があって楽しそうだ。

8時40分、読書は終わり、朝礼が始まる。いろんな連絡がある。こうして無事ステージ1をクリアして、中1aのレベルが1あがり、2となった。

●ステージ2 音楽室まで移動する(1時間目)

とりあえず、今日の授業はこんな感じである。1時間目は音楽だ。

朝礼が終わると、大急ぎで移動の準備がはじまる。

なにせ、音楽教室ははるかかなた、ハイラル平原の東の端にあり、徒歩3分、走って1分の距離にある。

ガイダンスの日に記憶したルートをたどり移動する。だが、どうみても人数が足りない。どこかをさまよっているにちがいない。

中庭を突破すると、体育館の横の通路を通り、学校食堂に向かう。

だが、食堂には入らず、下駄箱の音楽室専用スリッパに履き替えるのだ。どこからともなく、人数が増えてきて一安心である。

O先生の音楽の授業は今日が初日。にも関わらず、見事、全員、音楽教室に集合できた。

これから始まる1年間の授業のガイダンスが行われた。

●ステージ3 着替えて体育館へ(2時間目)

2時間目は体育だ。音楽教室からもどり、体操服に着替え、さらに体育館まで移動する。10分以内にこれを完了できるのは真の勇者だけだ。心配した体育の先生が教室にようすを見に来て、生徒のようすを見守っている。

無事、着替えを完了して、勝ち誇る勇者A・B・C。

などと、やっている場合ではない。体育館へ急げ。

今日の授業はa組からc組までの3クラス合同である。

整列して礼をする。

先生から授業のことについて、注意点を教えてもらう。

勇者はしっかり聞いている。集中力が10アップだ。

集団行動の練習もした。これは「前へならえ」。

そのあと、みんなで体操をして、ランニングをし、

5月に迫っている体育大会の準備のために、ビデオを見て、イメージをふくらませ、闘志を高めた。ステージ3は堂々のクリアだ。

●ステージ4 英語の授業をうける(3時間目)

体育館からもどり、今度は学生服への逆着替えだ。気のせいか、だんだんすばやくなっているような気がする。

K先生の英語の授業は今日で2回目である。

電子黒板で、英語の時間にもってくるものの確認をする。

プリントが配られた。いずれiPadの技術をマスターすると、電子データとして配布されることになる。

プリントの一つは、ノートの取り方、作り方を説明するプリントだ。これを参考に、しっかりとノートを作らないといけない。
勇者のやる気と経験値が2上がった。

その後、初日にだした課題のチェックが行われた。

●ステージ5 国語の授業で「しろばんば」を読む(4時間目)

休憩時間の廊下は中1生だらけである。(あたりまえか?)

教室移動のない休憩時間のためか、みんなくつろいでいる。本日のステージ全面クリアもあと少しだ。

しかし、油断は禁物だ。休み時間の間に、4時間目の授業の準備をする。

次は、国語の「しろばんば」の授業である。1年通して、じっくりとこの小説を勉強するのである。

チャイムが鳴って、F先生がやってくる。やっぱり、黙想から始まる。

今日は2回目の授業で、まず、前回の宿題の提出から始まる。小説の舞台となっている場所の地図を書いてくる、というもの。

宿題を回収すると、今度は新しい宿題がだされた。

言葉調べである。小説にでてくる難しい言葉の意味を、それぞれが辞書で調べてくるのである。

4時間目の授業中の中1の廊下。5クラスで勉強中である。

●ステージ6 終礼

授業が終わると、終礼がある。副担任のW先生がやってきて、今日1日の反省や連絡をする。

とくに大切なのが、あさって月曜日の授業の準備・宿題の確認である。

勇者が宿題を忘れるわけにはいかない。自分のプリントにメモをとる。

これが宿題確認用のメモ。しっかり、確認することができた。今日一日で、勇者のレベルは相当あがったぞ。

終礼がおわると、下駄箱で靴に履き替えて、

さあ明日は日曜、さっさと帰ろうと思ったら、雨が降っていた。勇者のテンションが10下がった。

●4月の売店はノートの季節

授業が始まるってことは、ノートを新調することなのである。

だが、ノートの値段もなかなかのものである。普通に買えば1冊130円、これを5冊も買えば、650円になる。

売店ノート界の大御所は本校オリジナルノートである。表紙に校章が燦然と輝いており、風格は半端ない。その分、5冊まとめても650円。

全国文具界の白鳳ともいえる「コクヨ」のノートは5冊で550円と、本校オリジナルノートより100円安くなっている。(値段、見えます?)

だが、文具界の嘉風、「キョクトウ」(アルファベットで書くと、KYOKUTOとなり、KOKUYOと少しだけ似ているのが不思議、あくまで個人的見解です)は、5冊セットでなんと250円と、価格破壊路線を突っ走っている。売店担当の職員の方に聞くと、今、ノートで一番売れているのは、これだそうだ。要するに、愛光生は親孝行なのだ。まあ、そういう結論です。

●今日の俳句

テレビの影響か、俳句が気になってしょうがない。右の俳句、切ない感じのすてきな俳句の予感はするのだが、季語がないじゃない?と思っていたら、「猫」(もしくは「猫の子」)が季語でした。一年中、にゃんにゃん、泣いてるのにね。

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