本日をもちまして、2017年度アメリカ語学研修の報告を終了いたします。約2週間おつきあい頂き、誠にありがとうございました。
まずは安全であること。そして安心して生徒たちが研修に打ち込めるよう、山下先生、ウィリアム先生、そして3人の教員で引率して参りました。途中で体調を崩しかけた生徒もおりましたが、何とか本日、全員元気に研修最終日を迎えることができました。これもホストファミリーの方々の気配りが多くあったことにまずは感謝したいと思います。心配しながら生徒と一緒に症状を確認しながら風邪薬を買いに行った家庭もございました。体調が悪く食事が喉を通らないときは果物など食べやすい物を用意してくださった家庭もございました。生徒たちの好きな物は何か、どんな所へ行きたいか、だれか友達を家まで呼んではどうか、など生徒の要望に多々ご配慮頂きました。ある時は、生徒とホストファミリーの間で十分に英語で理解し合えず、私たち引率の教員に、生徒は大丈夫か、どんなことをしたいのか本音を尋ねてほしい、と懇願されたご家庭も多数ありました。時には挨拶をアメリカではもっとした方が良いと我が子のように導いてくださったり、早起きできないのでどうしたら良いかと教員に相談してくださったご家庭もございました。本当に忍耐強く、温かくホストファミリー、そしてTeacher GuideのJennifer、Aleta、Alice、Hunter先生、ならびにCoordinatorのLauraさんに助けてもらい、見守っていただきながらご苦労をおかけしました。おかげさまで、生徒たちは異国の地にて、立派に研修を成し遂げることができました。生徒たちも良く努めてくれたと思います。心を開いて、大きく受け止めながら、ここアメリカでたくさんの方々のおかげで多くの経験をさせてもらいながら、成長してくれたと自負しています。「人は必ず大切な人と出会う。しかも一瞬たりとも遅すぎず、早すぎず、出会うべき人に出会う」。人との御縁をこれからも大切にしなければならないと思います。英語という言葉を学ぶことで、こんなに自分の世界が広がるということを経験できただけでも、大きい学びができたのではないでしょうか。是非この経験をこれからの生活に生かして欲しいと思います。最後に、時間とお金をかけて、子供たちにこのような経験をさせて頂けましたことを保護者の方々にも御礼申し上げます。みなさん本当にありがとうございました。そして生徒諸君、良く頑張りました。【文責:国際交流委員会・栗林】(この後は残りの宿題と研修の仕上げが待っています。頑張りましょう!)