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(2017/02/12)チュータのひとりごと 第517回(年末・年始の事務職員への挨拶)

 本校職員の仕事納めは12月27日,仕事始めは1月5日と決まっている。

 仕事納めの日と仕事始めの日に,事務職員に対して労をねぎらい,さらに激励の気持ちを込めて挨拶をすることにしている。

 

 昨年の仕事納めの時には,道都大学客員教授,柿沼博彦氏の著書,「イノベーションへの挑戦」から「ひらめきのキーワード」を引用させてもらった。

 

 ―― 「ひらめき」はTPOがそろったある瞬間に起こるものです。

 

    「ひらめき」に再現性はない。

    「ひらめき」は「知識の本質を理解」している人から生まれる。

    「ひらめき」は切迫感を持っている人から生まれる。     ――

 

 さらに加えて,わたしの場合は,夜中に目覚めた瞬間に「ひらめき」が起こることをお話した。

 わたしは,「ひらめき」に再現性がないということを過去に何度も経験しているので,ひらめいたことを書き留めるために,寝室にメモ帳とボールペンを用意している。

 朝になって,「な~んだ」と思うこともあるが,「これだ!」と思うアイディアにも遭遇したことが何度もある。

 

 わたしたちは,日常の仕事に忙殺されて,新しいアイディアを思いつく余裕がないことが多い。その中で,自分の仕事にどのような工夫ができるのかを考えるのは難しいかもしれないが,そのまま放置したら,それは退歩である。

 同じ仕事を繰り返すことも重要であるが,その中で進歩を求めるからこそ仕事が楽しくなるのではないだろうか。

 

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