過去のチュータのひとりごと

(2017/06/11)チュータのひとりごと 第528回(小学校の運動会)

 孫が通っている小学校の運動会が5月28日(日)に行われた。毎年,秋に実施されているが,「愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会」が開催されるため,今年度は5月の実施となったようである。

 当日は好天に恵まれ,絶好の運動会日和であった。

 本校は試験期間中で,やや気が引けたが,小学校の運動会の種目に興味があったので,見学も兼ねて,応援に出かけた。

 

 本校の体育大会と同じで,グラウンドの周辺のいたるところに小さなテントが立てられている。また,校舎の周りの涼しい場所には,ビニールシートが置かれている。子供たちと昼食を一緒に取るための場所である。

 日なたに出ると,暑さを感じるが,陰に入ると寒いくらいであった。

 9月の運動会とは暑さが異なる。

 

 小学1年生から6年生までマスゲームを始め,様々な種目が用意されている。放送や進行は児童が中心となって運営していた。

 人気の種目は,やはり,学級対抗リレーや地区別対抗リレーであった。選手たちが学級や地域の名誉をかけて走る。

 大きな声援がグラウンド全体から湧き上がる。バトンの受け渡しでミスもあれば,選手の接触もある。そんな時には,悲鳴にも似た喚声が上がる。

 まさに,走る児童も,応援する保護者や家族も,「感動,喜び,イキイキワクワク」である。

 走り終えた後の児童の顔は,爽やかである。全力を尽くした者が味わえる感動の姿であろう。行事教育が感動の教育と言われる所以である。

 

 小学校ならではの種目があった。1年生と6年生が手をつないで,クラスカラーの紙で作った花を,各クラスの正面に立っている1年生の学級担任の衣服に張り付け,お姫様を完成させるというものであった。

 何ともほほえましい光景で,小学校全体の温もりを感じさせるものであった。

 

 5月の陽射しは思ったよりも厳しく,半袖で出かけたために,腕が赤くなり,ヒリヒリ感が残ったが,小学生の懸命なプレーに拍手をおくって学校を後にした。

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