今年の体育大会のテーマは「北京より熱く!!」であります。
わたしは,オリンピックと聞くと,あの近代オリンピックの提唱者,クーベルタンIOC第2代会長が述べた「オリンピックは参加することに意義がある。」という言葉を思い出します。
英語では,「The most important thing in the Olympic Games is not to win but to take part.」です。中3以上の生徒の皆さんはよく分かると思うのですが,オリンピックにおいて最も重要なことは勝つことではなく,参加することであるという訳になります。実はこの言葉は今からちょうど100年前の1908年,ロンドンオリンピックの際にセイントポール大聖堂で行われたミサの中で,ある主教によって語られた言葉をクーベルタン会長が紹介したものです。
この文には,続きがあって,人生において努力することの大切さ,また真剣に競技することの大切さが述べられています。
わたしたちの体育大会も,参加することに意義があるのですが,真剣に競技に参加することが最も大切なことであります。
今日1日,すべての競技において真剣に参加している姿を見せてもらいたいとお願いをしておきます。
ご父母の皆様に一言ご挨拶を申し上げます。
朝早くからお出かけいただき,ありがとうございます。今日一日,生徒たちの元気溢れるプレーに存分の拍手を送っていただきたいと思います。
51期高3生を始めとする皆さん,オリンピック開催の年にふさわしい,北京よりも熱い「ちょう気持ちいい」体育大会になることを願って開会の挨拶といたします。
高3生はクラスカラーのTシャツと旗を持っています。
綱引きでは生徒と先生が一緒になって頑張ります。