これは各界で活躍されている本校のOBが、母校の後輩たちに講演を行う企画です。
今回は、25期卒業生宮崎龍彦さんが講演を行ってくれました。
愛媛大学大学院医学系研究科の准教授として活躍されている宮崎さんが、自分の研究テーマ(主に、自己免疫疾患のゲノム解析)について、その内容と現状、実績などについて話してくださいました。難しい話ですが、特に医学系に興味のある生徒にとっては本当に有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。
また、宮崎さんは、愛光在学中に音楽部(吹奏楽部)に所属し、トランペットを担当してオーケストラに興味を持ち、愛媛大学進学以降、愛媛大学交響楽団や愛媛交響楽団などで、トランペット奏者としてのみならず、指揮者・指導者としても活躍されています。2007年~2008年にドイツ・ハイデルベルクに留学している間にソロの演奏会を開いたり、現地の交響楽団に入団(現在も在籍中)し演奏活動をしたりしていたそうです。
本校広報誌「インテルノス」2005年夏号に、『LOB Bank 紙面講座』として、宮崎さんにお願いして、「よく遊び、よく遊べ! -学びは後からついてくるさ-」というタイトルで原稿を寄せていただきました。今回の講演の内容にもつながっていますので、抜粋して紹介させていただきます。
(前略) 恵まれたことに、仕事といいながら究極の「遊び」を楽しませてもらっています。でも、その「遊び」の中で、技術的なこと、自分の研究の位置づけ、研究のストラテジーを見出すためには、やはり多くの論文にあたって「学ぶ」ことが必要となってきます。よく「遊ぶ」ためには「学ぶ」必然性が後からついてくるようです。
最後に、学問以外でもしっかり「遊んで」いる報告をさせてください。(中略)現在(2005年)、愛媛交響楽団にトランペット奏者として参加する一方、・愛媛大学交響楽団などの指揮者・指導者としても活動しています。こちらも「遊んで」後「学ぶ」です。
講演後、職員室にて、宮崎さんの高Ⅱ・Ⅲ時の担任であった中村道郎校長と、愛光同期生である八塚光先生、私(竹内)とで記念撮影をしました。下の写真は、クリックすると拡大されます。