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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第260回(聖ドミニコ学園訪問(1))

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夏休み中に理事長と二人で,東京の世田谷区にある「聖ドミニコ学園」を訪問させていただいた。

わたしは,上京する際,どちらかというと全日空の飛行機を利用することが多いのだが,羽田空港に到着して,飛行機を出てから空港の出口にいたるまでの距離の長いことに驚く。途中,「動く歩道」(ムービング・サイドウォーク)なるものがあり,便利な工夫はなされているが,あの距離は何とかならないものであろうか。

以前,東京駅で京葉線の潮見駅に向かうときに,駅構内の乗換えの距離を異様に長く感じたが,距離としては羽田空港のほうがもっとあるような気がする。

歩くのは健康によいことだと思いながらも,重い手荷物を持っているときには,「やれやれ」という気持ちになるのはわたしだけではないような気がする。

羽田を出て,電車を乗り継ぎ,田園都市線の二子玉川で下車した。ここで大失敗をしてしまった。荷物が重いので,コインロッカーに預けようということになり,バッグから本校の学校案内を出したのは良かったのだが,うっかり,デジタルカメラを取り出すのを忘れてしまった。

タクシーに乗ってから,少し走ったところでカメラを持っていないことに気づき,ドライバーにお願いをして,駅へ引き返してもらった。ちょっとした不注意が余分な手間隙を生み出してしまうということを実体験してしまった。

「聖ドミニコ学園」に到着すると,わざわざ校門で出迎えてくださったのは武田教子理事長であった。

「聖ドミニコ学園」は幼稚園から高校まであり,本校と同様,カトリックの世界観を教育のベースとしている。

幼稚園と小学校は男女共学であるが,中学・高校は女生徒のみの学校である。

「聖ドミニコ学園」の一日は,お祈りと聖歌で始まる。学校案内に「キリスト教教育による家庭の延長のような暖かさ」と紹介されているが,校内に足を踏み入れると,「暖かさ」が感じられるように様々な工夫が凝らされているのに気がつく。

特に,教室の壁や天井,廊下のタイル,木製のドアなどのカラーコーディネイトに工夫をしていることが分かった。

また,すべての教室の天井に2台の大型テレビが設置されていて,パソコンやビデオ,DVDを用いた授業が展開されている。この設備は昨年の9月に訪問した香港のロザリーヒルハイスクールやマカオのサオハイスクールに引けをとらない。

本校もプロジェクターを全教室に設置する計画を持っているが,もう少し時間がかかりそうである。

理事長をはじめ,小学校の校長,中・高の校長の案内で,小学校,中学校,高校,体育館,テニスコート,屋内温水プールを見学し,最後に聖堂を見せてもらったが,パイプオルガンが設置されていて,1階と2階で500名を収容するという,うらやましい限りの充実した設備を整えていた。

夏休み中ではあったが,部活動が行われており,見学の途中,教室や廊下で生徒たちと出会ったが,元気の良い,礼儀正しい挨拶を受けた。

 


2013年1月

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