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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第269回(平成22年度入試 入試説明会(3))

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このような説明会では,話す側の情熱が相手に伝わらなければ,何のための会であるのか分からなくなってしまう。その点において,話し手の理解してほしいという強い気持ちが大切なことは当然であるが,放送設備も大きく関係するとわたしは考えている。

学校の体育館でもそうであるが,どの会場でも自分の声がどのように響くかについて,わたしは必ずチェックすることにしている。マイクやスピーカーによって,ずいぶん声が違って聞こえるのは事実である。わたしは中学時代から放送に興味を持っていたせいか,自分の声がどう響くかということが大いに気にかかる。大声になってもいけないし,小声になってもいけない。聞く人の耳に心地よく響く声の大きさをスピーチする者は常に意識していなければならない。後は腹に力を入れて発表することが大切であると思う。話が終わったときに,腰に疲れを覚えるときには,必ず話に力が入っており,わたしの場合は特に腰の疲労度が,話の力の入れように大きく関係していると思われる。不思議なもので,声の響きが良いと思うと,話の調子が良くなるが,これに反して,その日の声の響きが悪いと,話の調子まで狂ってしまうことも何度か経験している。

 無事に北九州の入試説明会を終えて,福岡に向かった。翌日の福岡の会場は,駅前の「ホテルクリオコート」で,ここも交通の至便な場所であった。

 会場に到着して演台を見て驚いた。演台が小さいために,パソコンと原稿の両方を置くことができない。仕方なくパソコンをパイプ椅子の上において,リモコンを用いることにした。パソコンのディスプレイに目を落とすことができないので,時々振り返ってスクリーンを見ながら話を進めた。これは初めての経験なので,途中まで話の調子に乗ることができないでいた。

とにかく会場によって様々なハプニングが生じる。どんなことが起こっても平常心を失わず,説明に没頭することが肝心ではないかと思った。

 最後に,お世話になった本校のご父母の皆様,説明会に出席してくださった保護者,児童,生徒の皆様にお礼を申し上げて,入試説明会の報告を終えたい。


2013年1月

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