高校のクラスマッチを10月28日(水),中学のクラスマッチを11月12日(木)に実施しました。高校クラスマッチの開会の挨拶と閉会の挨拶を紹介しましょう。
開会の挨拶
雲一つない素晴らしい青空のもとでクラスマッチができることを,まず感謝したいと思います。
今年度から体育大会を5月に実施するようになったため,6月に行われていたクラスマッチをなくし,10月に新たに,高校生全員によるクラスマッチを設定しました。
高3生にとっては,高校生活最後のクラスマッチとなります。
今年の9月13日に,9年連続200安打を達成し,108年ぶりに大リーグの記録を更新したイチロー選手が,記録を狙う上で大事なことは何かと聞かれたときに,「結果的に野球が大好きだ,ということがそれに当てはまると思う。」と答えたと新聞記事で紹介されていました。
われわれのクラスマッチも,このクラスマッチが楽しい,大好きだ,燃えようという気持ちをどれだけ多くの生徒たちが持つかで優勝という記録が達成されるのではないかと思います。
クラスマッチは,太古の昔から人間にとって必要不可欠な「団結心」を育むために行われるものです。
一生懸命にプレイし,一生懸命に応援してください。一生懸命にプレイし応援することが「団結心」を育む源であると申し上げて,開会の挨拶とします。
閉会の挨拶
皆さんの現在の充実感あふれる姿が,今日のクラスマッチで懸命にプレイし,応援したことを物語っていると思います。
まず,今日のクラスマッチが体育科の先生だけでなく,部活動のメンバーの入念な準備のお陰でこのように無事に実施できたことを感謝したいと思います。準備に携わってくれた部員に拍手を送って感謝の意を表しましょう。
開会式でイチロー選手の言葉を紹介しましたが,もう一つ,わたしの心に残る彼の言葉を紹介します。
それは,「小さいことを重ねることが,とんでもないところへたどり着くただ一つの道」という言葉です。とんでもないところとは,とんでもなく高いところという意味でしょう。
わたしたちの,日々の学習やスポーツにおいても,毎日の小さな努力の積み重ねが大きく飛躍できることにつながるのだと思います。皆さんの一人ひとりが日々の努力を積み重ねることが大切なことなのです。
さて,新型インフルエンザについて,再度注意をしておきます。罹患後の,登校についてですが,新型インフルエンザに罹患した生徒が登校できるのは,「罹患した翌日から7日間が過ぎていること」又は「完全に解熱してから2日,つまり48時間が過ぎていること」,更に「新型インフルエンザの症状がないこと」の条件を満たしている時です。
予防策としては,マスク,手洗い,うがいを励行してください。これらによって,間違いなく予防の効果が生まれます。
また,自宅生の皆さん,登校前に検温をしていますか。大事なことなので全員実行するよう,協力をお願いします。
学校ホームページの「学校からのお知らせ」の欄に出ている「新型インフルエンザ対策ガイドライン」に,今一度,目を通しておいてください。