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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第297回(愛光学園同窓会関西支部総会)

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 626()の午後3時から,吹田市の江坂駅近くにある同窓生の経営するサニーストーンホテルにおいて,同窓会関西支部の総会が行われた。校長に就任してから一度も出席できないでいることを気にかけていたが,やっとスケジュールの都合がついて,出席できることになった。というのも,毎年,この時期,地区別懇談会が毎週のように実施されており,いつも,どこかの地区に割り当てがあるため,どうしても参加できなかったのである。今年も,同日の同時間帯に大阪の地区別懇談会が行われていたのだが,今年は,関西地区の同窓会に出席させてもらうことにした。

 午後3時から,「関西愛光医歯会」の設立総会があった。近畿24県の愛光卒の医師と歯科医師は現在300人を超えており,関西在住の愛光出身者のケア,医師間の情報交換,セカンドオピニオンへの対応を目的として「関西愛光医歯会」が愛光同窓会関西支部の下部組織として設立された。この席で「関西愛光医歯会」の規約,運営規定,役員が決まり,初代会長に医療法人坂口外科院長の坂口道倫氏が就任した。この記念すべき第1回の総会に出席できたことは,大変幸運であった。

 続いて,関西支部の総会が行われた。総会の席で学校を代表して挨拶をさせていただいた。

最初に愛光スカラシップ55に対して寄付金をいただいていることに謝意を述べた。この後,1期生から現在の在校生に至るまで,すべての愛光生に共通する「われらの信条」を暗唱させてもらった。同窓生にも一緒に声に出してほしいとお願いをして,暗唱を始めた。

昨年度,そして今年度の中1生を対象にCLEの時間を利用して,毎回,生徒全員と一緒にこの「われらの信条」を大きな声で暗唱した後,解説を加えているのだが,おかげでわたしもいつの間にか,すらすらと口をついて出てくるようになった。「継続とは力なり」,「続いてこそ道」とはよく言ったものである。

同窓生の方々も,しっかりと声に出してくださり,久しぶりに「われらの信条」をかみしめているようであった。総会後,ある同窓生が,「よく考えてみると,われわれは,このわれらの信条どおりの生き方をしてきたなあ。」と,しみじみ語っていた姿が印象に残った。この言葉を発することができるということは,素晴らしいことではないか。初代校長田中忠夫先生の信条は同窓生の生活に密着し,生き続けているのである。

さらに,今春の大学入試結果についてご報告をし,現役生の数値目標も発表した。そして,「数値目標とは,追うものではなく,たゆまぬ努力の結果として生ずるものであることをしっかりと心に納め,毎日の授業を大切にしたい。」と述べた。

また,本校の入試改革についても触れ,来年の1月の入試から東京会場入試に続いて,大阪会場入試を実施することを発表させてもらった。

総会の後,恒例の桂小春團治師匠による落語会があった。プロの落語をすぐそばで見せていただけるというような機会はめったにない。取り上げる話のネタが会場の出席者に合っており,とても楽しい落語会であった。

懇親会では,ビンゴゲームが行われ,賞品は同窓生の経営するモロゾフの商品であった。わたしは,賞をとることは出来なかったのだが,モロゾフ代表取締役社長の川喜多佑一氏から,じきじき賞品をいただいた。光栄なことである。

今後も,できるだけ,各地で行われる同窓会には顔を出させていただき,愛光の先輩の姿に出会い,自らを磨きたいと考えている

 

 

1学期の「チュータのひとりごと」は今回でもって終了いたします。2学期は95()から開始する予定です。


2013年1月

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