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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第301回(2学期始業式講話(平成22年9月3日))

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皆さんおはようございます。

後期補習,高3生は第3回校内模試,そして高2以下の皆さんは第2回実力考査が終わり,2学期の始業式を迎えました。

夏休み中,高3生は勉学一筋に,また高2以下の皆さんは,勉学はもちろんのこと,部活動やその他の活動においても,厳しさと楽しさが共存する充実した生活を送ってくれたものと思います。

夏休みの前期補習期間に台湾の高雄にある道明中学・高等学校(英語名 St. Dominic High School) から訪問があり,ホームステイでは,一部の生徒の皆さんではありましたが,お世話になりました。また,中2の皆さんには学年で歓迎プログラムを組んでいただき,ありがとうございました。

 

外国の方をお迎えしたとき,また,外国に行ったときに誰もが気づくことでありますが,日本の文化をどれだけ理解しているかということが試されることになります。先ずは日常会話ができることですが,日常会話ができたとしても,それは大した意味を持たないということに気づくことになります。結局,自国の文化に対する知識や個人のものの考え方,つまり,自分の意見をきちんと述べることができて初めて会話をしているということになるのです。

オーストラリア語学研修に参加した生徒の皆さんも,きっとそれに気づいて帰ってきたことと思います。

 

さて,教室に入って,皆さんが気づいたことと思いますが,全教室にプロジェクターを設置しました。能率高き教育を目指して学校も努力してまいりますから,皆さんも授業,宿題,自学自習で日々の努力を積み重ねてください。

 

学校は親と子と先生の三位一体で進んでいくところですが,学習については,生徒と教師の(たゆ)まぬ努力で成果が出るのですから,しっかりと頑張ってもらいたいと思います。先ほど述べた台湾の生徒たちが,朝の7時半から5時まで学校で,そして下校後は塾で10時まで学習をしていると言っていましたが,そのような中で,世界で通用する実力をつけることは,苦労がいるのだということは,分かっていただけるのではないでしょうか。

 

さて,夏休みに入る直前に,ある雑誌社の取材がありました。

愛光学園はどのような学校かという問いに,

1 CLE(Christian Life Education) を通して宗教・倫理教育を行い,愛と光の使徒を育成

2 世界的教養人としての深い知性と,高い徳性を兼ね備えた,よき社会のリーダーを育成

3 高い学力を養成し,難関大学への進学を実現

 とこたえました。

 教職員と皆さんの協力で,この3つの目標に近づけるよう努力しましょう。

 

びっくりしたのは,校長の特徴は何かと聞かれたことです。

○ニックネーム 「チュータ先生」で呼ばれていること

○現在も英語の授業を担当していること

○本校のホームページ「チュータ日誌」を10年前の2000年に開始したこと

を挙げました。

2番目の英語の授業については,教員を辞めるまで,教壇に立つことを,ここで,皆さんにお約束をしておきます。

ある校長会で,授業を担当しているということをお話したところ,2名の校長先生が,「素晴らしいことだ。わたしも授業に挑戦する。」と,現在ご自分の学校で授業を担当しているという話を聞きました。

ありがたいことです。すべての学校の校長先生が授業にチャレンジしてほしいと願っています。

 

最後に,高3生は夏休みを終えて,いよいよ,受験に向けてまっしぐらに進むことになります。学年主任の安藤先生を中心に,生徒と生徒のティームワーク,生徒と先生のティームワーク,さらには先生方のティームワークを組んでいただき,受験は団体競技,心を合わせて,押しの一手で,一直線に「合格」という二文字に向かってまい進してくださることをお願いして,2学期始業式の挨拶といたします。

 


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