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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第310回(四国地区私学教育研修会と建学の精神(5))

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こうして,世界的教養人,そして,愛と光の使徒を目指す中で,進学校としての使命である「進路保障」ができることが大切であると考えています。

進路保障というのは,ご父母や生徒の皆さんが納得できる大学進学成績を出すことであります。現役生の合格者数を増やす努力を続けて参りたいと考えています。

 

今年の3月の大学入試の結果は,東大現浪23名(19&4),国公立大医学部現浪55名(25&30),でありました。在校生や教員,またご父母には現役生の数値目標を示しています。数値目標は東大現役25名,国公立大医学部現役25名,国公立大現役100名をコンスタントに出すというものです。したがって,今年の3月は三つの目標のうち,二つをクリアーしたことになります。数値目標は追うものではなく,たゆまぬ努力の結果として生まれるものであるということをしっかりと心に納め,残る東大現役25名を達成できるよう,中高一貫校の長所を最大限に生かして,常に新しい教育方法にチャレンジする集団でありたいと考えています。

次に,寮についてでありますが,寮生活の最大の魅力は,「同じ釜の飯を食う」ことによって一生付き合う友ができることです。

時間の都合もありますので,本校の高3,高2の寮生がわたしとの面談で話したことについて触れておきましょう。

◆寮に入ってよかったと思うことについては, 

「一生付き合える友人ができた」,「将来の夢を語り合える友達がいる。」,「寮と友人に成長させてもらった。」,「親の苦労と有り難みが分かった。」,「集団の中で規律を学び,自立心ができた。」,「小学校のときは自己中心的であったが,友人との協調性や思いやりの心ができた。」,

「人間関係を築くのがうまくなった。」,「食べ物と人間の好き嫌いがなくなった。」,「家の食事が無茶苦茶おいしいということが分かった。」などの数々の素晴らしい点について多くの寮生が話してくれました。

◆また,改善点については

「一見して何の料理だか分かるものにしてほしい。」,「食事のバリエーションを増やしてほしい。」「テレビを見ることができないので,情報が入ってこない。」,「風呂と食事の時間が短い。」など,マイナスイメージのこともありますが,これらも,実は,時が経過すると,懐かしい思い出になる可能性を秘めています。

本日は時間の許します限り,校内をご見学いただき,本校の雰囲気を肌で感じ取ってほしいと思います。

教育とは卒業後の思い出なり,という名言がありますが,ご父母のみなさん,そして小・中学生の皆さん,ここ愛光の丘で皆さんと共に思い出づくりができますことを願いまして,開会の挨拶といたします。

 


2013年1月

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