先週2月23日(水)、高Ⅱ生は、これまで総合学習で読んできた『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』の著者、加藤陽子先生のお話を聞きました。
高ⅡA組担任の寺崎先生が加藤先生に学生時代教わったということで、この度来ていただくことができたのです。
「冷戦後に必要とされる歴史とは何か―近代の歴史を振り返る意味」と題し、
歴史を、死んだ人間の立場から語るか、生きた人間の立場から語るか、
戦後、日本とドイツは戦争責任の取り方が違うのをどう考えるか、
など、
やさしい語り口にも、ナマの迫力。
「ルソーが戦争の定義を、相手国の憲法に対する攻撃という形をとるとしたのはなぜでしょうか。」
指名されました。
「相手国の国民を言うなりにするためには、それが一番効果的だからではないでしょうか」
もちろん今回は高Ⅱ生向けとはいえ、大学の講義もこのようなかんじなのかなあとワクワクしました。