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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第342回(入試説明会(平成24年度受験)(2))

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入試説明会は全体で2時間のプログラムを組んでいる。残りの1時間20分のうち,1時間10分を総務部の広報担当教諭が,校内,寮内での生徒の様子をスライドで紹介する。和田誠総務部長や竹内聡総務副部長の軽快なタッチでユーモアを交えた説明が会場の笑いを誘う。抽象的な言葉の多い建学の精神や教育方針を聞いて,少し疲れている様子の保護者や児童・生徒の表情が一気に和む。この写真を用いた学校及び寮の紹介が,入学希望者や保護者の抱く学校生活や寮生活の不安を取り除いてくれるようである。

 さらに,寮生の中学生と高校生のご父母から10分間程度,ご子息を本校に入学させるにあたって,どのような気持ちであったか,また,現在の様子はどうかということについてお話をしていただく。アンケートにこのご父母の言葉に感動したと書かれているケースがよくある。寮生の保護者がどのような気持ちで本校にご子息を送り出してくださっているのかということは,本校の全教職員が認識しておかなければならないことと思っている。

 実際のご父母の声を全教職員に聞いてもらいたいと思うことがよくあるが,帰って伝えるしか方法がないのが残念である。

このほかにも,司会,挨拶等,開催地区の役員の皆様にお世話になる。地域によっては2か所を担当していただくこともある。だれがこのように親身になってお世話をしてくださるであろうか。愛光という絆で結ばれているからこそ,このような態度で接してくださるのである。ありがたいことであり,これに応えるには,教育の現場で生徒に対する以外にはないという気持ちを強く持っていることを記しておきたい。

ここで,今年の入試説明会での出来事について触れてみよう。

建学の精神について話をするときに,初代校長の田中忠夫先生が起草した「われらの信条」を暗唱して紹介することにしている。この暗唱と同時にスライドでも,何枚かに分けて文章を紹介する。今回,ふとスクリーンに目をやると,クリックのタイミングを間違えて,自分が暗唱している部分と異なる部分が映っているのに気が付いた。あわてて,画面をもどしたのであるが,その操作をしている際に,今度はどの部分を暗唱しているのかが分からなくなってしまった。すぐに,パソコンの画面に目を落として事なきを得たが,発表の途中に,時に,このようなハプニングがあり,慌ててしまう。

当然のことであるが,発表の都度,緊張感を持って臨むことの大切さを痛感する次第である


2013年1月

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