10月25日(木)と26日(金)の二日間,四国地区私学教育研修会が香川県で開催され,本校からわたしを含めて7名の教員が参加した。会場校は香川誠陵中学・高等学校であった。学校経営管理部会,教育課程部会,生徒指導部会,進路指導部会,国語部会,数学部会,英語部会に分かれて,研究発表や協議が行われた。
研修会の最後に全体会があり,愛媛県を代表して,愛媛の課題と現状を話したので,その内容を紹介したい。
愛媛の現状報告
現在,12月8日(土)に開催する,愛媛県で初の開催となる第1回私学振興大会に向けて準備を進めているところです。10月21日(日)に高知県で開催された第3回私学振興大会を見学させていただき,高知県をお手本にして,開催いたすことにしています。
愛媛県には私立中学・高等学校が分校等を含めて21校あります。それぞれの私学は,各校独自の建学の精神を堅持しつつ,親と子と先生の三位一体の教育を実践し,日々学校づくりに励んでおります。
愛媛県の私立学校も,他県と同様,「私学は一つ」「教育は私学から」の理念と誇りを持ち,個々の学校の特徴を出しつつ,私学としての情報を共有するべく努力を重ねています。そして,社会や時代の要請に応え,学問の分野,スポーツの分野,さらには,文芸の分野で数多くの人材を輩出してまいりました。No education, the people perish! 教育なければ民滅ぶ!今後も私学の教育の期待に応えるべく,我々は常にチェインジとチャレンジ,変革と挑戦を重ねてまいる所存であります。
―― 私立高等学校等経常費助成費補助についての現状と要望――
また,本年度から,FAXではなく,メーリングリストを作成して県内の私学の連絡を取ることにしました。お互いが情報を共有するためにどのような工夫ができるのかを今後も考えてまいりたいと思っています。
さらに私学の校長会だけではなく,各部署,例えば,広報や進学の部署で互いに情報交換ができれば,より愛媛の私学教育の活性化と質の向上につながるのではないかと考えています。その役割を果たすことが会長の仕事だと思っていますので,愛媛の皆様,よろしくご協力ください。