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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第377回(中1合唱コンクール)

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毎年11月の参観日のロングホームルームで中1生全員による合唱コンクールを実施している。今年は11月13日の火曜日に体育館で行われた。各クラスの生徒たちは,合唱の途中で雷鳴がとどろき,体育館の屋根を打つ大きな雨音の中を元気に課題曲,自由曲の2曲を歌いきった。

この合唱コンクールは41期生が中1のときに始めたコンクールで,今年で20回目を迎え,途切れることなく続いている。

 講評で述べた言葉を紹介しようと思う。(一部追記しています。)

 

―― 歌い終えたとき,また,他クラスの歌声を聴いて,どう思いましたか。一生懸命に歌った人は感動したはずです。クラスマッチの時,行事は感動の教育だと皆さんに言いました。そして,この感動がチームワークを育てるのです。感動は皆さんが何かに取り組むとき,その熱意の大きさに比例して大きくなるものです。今日各クラスの歌声に心を打たれなかった生徒は,歌に対する打ち込み方が少なかったのだと申し上げておきます。

合唱コンクールを最初に行った学年は,41期生が中1の時ですから,今年は第20回の記念すべきコンクールです。当時は男子だけで,男声2部合唱でした。ボーイソプラノがきれいに響き,美しいハーモニーを聴いて涙が出たことをよく覚えています。

教養人というのは,人間の文化の6つの分野,学問,道徳,芸術,宗教,身体,生活でバランスが取れている人のことを言います。特に芸術の分野で合唱ができるということは,教養人の資質のひとつだと思います。これからも日常生活に密着した歌も含めて,様々な歌に興味を持ってほしいとお願いをしておきます。

ご父母の皆様,今日はご苦労様です。お子さんたちの合唱を楽しんでいただけたでしょうか。

最後に歌うことになっている校歌は,創立以来57年目で,初めて2部合唱で歌われました。今年はその4回目ということになります。いつの日か全校生が4部合唱で校歌を歌えることを願っています。

今日はサプライズを用意しています。

11月誕生のご父母の方,その場にご起立ください。

皆様にサプライズとして生徒全員による,「おめでとうたんじょうび」の歌をプレゼントいたします。生徒の皆さんは起立してください。ピアノは2名の女子生徒,指揮は小田先生です。――

 

生徒はご父母のほうを向いて,「おめでとうたんじょうび」の歌をプレゼントした。もちろん,サプライズということで,ピアノ担当の2名の女子生徒を除いては誰にもこのことを知らせていなかった。

 音楽担当の小田先生にも当日お伝えしたので,少し迷惑をかけたかもしれない。ピアノ担当の女子生徒にも当日の朝お願いをしたので,これまた迷惑をかけたのではないかと思っている。

 ご起立いただいたご父母だけではなく,ご参加いただいたご父母の皆様に喜んでいただけたのであれば,サプライズは成功だったということになるのだが。


2013年1月

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