愛光学園 AMOR ET LUMEN

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チュータのひとりごと

チュータのひとりごと(152)

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放送部の同窓会(2)

何事も初代というのは大変な努力がいるものである。活動を軌道に乗せるには,人には言えないような苦難を経験する。

しかし,新しい歴史を始める楽しみがあることも事実である。すなわち初代には初代しか味わうことのできない楽しみがあるということである。そのような楽しみがあるからこそ,苦労を進んで引き受けられるのであろう。

初代の偉大さを考えていたとき,次のような考えがわたしの心に浮かんだ。それは,初代であろうと,それに続く者であろうと,45年の歴史の中で,ある時期に縁あって部活動に参加した全員が,何らかの形で放送部に貢献しているのであり,その形が違っているだけだということである。

チュータ日誌の年頭の挨拶で,「続いてこそ道」と記したが,45年の道程において,それぞれの部員が,自分の置かれた立場で,どのように活動に加わったかということが最も大切なことであり,その活動が続いて「道」になるのだと思えた。

このことは,わたしたちの日ごろの教育活動においても言えることで,愛光52年の歴史の中で,自分が置かれた立場でどのような教育活動をしているのかが,最も大切なことであり,それが教師としての思い出となるのではないか。

「教育とは卒業後の思い出なり」というが,「業」という意味を「教師の仕事」と解釈すると,生徒だけではなく,教師にも当てはまる言葉だと思えてくるのである。

 おわり


2009年7月

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