愛光学園 AMOR ET LUMEN

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チュータのひとりごと

チュータのひとりごと(185)

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ロブバンクと法教育(2)

 昨年の12月に女性の裁判官に講演を依頼した。この講演会は,本校生徒の父親の紹介で実現した企画であった。

 この講演の打ち合わせに松山地方裁判所を訪問し,講師の女性裁判官と演題などについて相談をし,進路決定の最終段階にあった高校1年生を対象に実施することが決まった。

 生徒たちの中には裁判官や検事,そして弁護士を希望している者もおり,パワーポイントを使って行われる講演に,全生徒が熱心に耳を傾けていた。途中,有志の生徒が法衣を身にまとい,会場がなごむ場面もあった。

 高1生は,今年の1月に文理選択が完了した。この講演によって文系,理系の選択が変わったという話は聞かなかったが,文系,理系を問わず,裁判官がより身近な存在になったことは間違いない。

 実は,この計画と並行して法教育の企画が進んでいた。

 本校の卒業生の父親で弁護士をしているA氏から,「愛光で法教育をやってみてはどうか。」という打診があった。

 「法教育」について具体的なお話を伺うため,愛媛弁護士会のメンバーに学校に来ていただき,相談をした。

 最初に,中学の1クラスを選び,土曜日の4時限を使って実施したいという要請を受けた。

 わたしは,中学はどの学年も4クラスあるので,1クラスだけ時間割を変えて,法教育の授業を行うことは不可能であると学校の事情を説明した。するとA弁護士から,1クラスに4人の弁護士が必要となるので,16人に集まってもらえるかどうか,検討させてほしいという申し出があった。

 この時点で,法教育の授業を本校で実施することは難しいと思っていたが,どの学年で実施するか検討を始めた。

 中学部会に諮ったところ,中2の学年主任の八塚光先生から,他の学年で難しいようであれば,中2で引き受けてもよいという返事をもらった。

 そうこうするうちに,A弁護士から16人の弁護士が揃ったので,協力をお願いしたいという連絡があった。

 法教育の授業といっても,具体的にどのような手順で授業が進められるのか,誰も想像がつかなかった。

 数度にわたって打ち合わせを行い,12月17日(土)を迎えた。
     つづく

2009年7月

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