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チュータのひとりごと

チュータのひとりごと 第207回 中学マラソン大会

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中学マラソン大会

昨日の土曜日に中学マラソン大会を実施しました。開会と閉会の挨拶を掲載します。

 

開会の挨拶

わたしは小・中学生のころ,別に1番にこだわったわけではないのですが,短距離の徒歩競争では,常に, 回れ右して1番でした。つまり,いつもビリだったということですから,走ることに苦手意識が出て,体育大会のたびに, なぜ自分がこんなに走るのが遅いのか悩んだ記憶があります。

ただ,最初に赴任した学校で,中学男子寮(80名)の舎監も担当していたこともあって, その中学寮生を鍛えてやりたいという思いから,毎日放課後,生徒と一緒になってかけ声をかけながら,校内をランニングしました。 学校の敷地は愛光の敷地の6倍で60万平方メートルあり,しかも,丘あり谷ありのマラソンをするには絶好の場所でした。 そして, 本校と同じように3学期には,マラソン大会を行っていました。そのマラソン大会で,不思議なことが起こったのです。 それは上位に入った生徒のほとんどが寮生だったことです。わたしも生徒と一緒に走りましたが,中学全体で 8番の成績でした。 このとき,なるほど,短距離は個人の素質が大きく影響するが,マラソンなら,鍛錬でもって, ある程度までは成果をおさめることができると感じたのです。

皆さんはこの日のために,体育の授業や,放課後にそれぞれが練習を積み重ねてきたことと思います。今日は, その成果を十分に発揮してくれることを期待しています。

マラソン大会の目的の一つ,「最後まで走りとおすこと」に意味があるのです。頑張ってください。

 

 

閉会の挨拶(各学年別に行ったものです。 )

皆さん, よく頑張りました。最後まで良く走りきってくれました。

さて,開会の挨拶で申し上げたとおり,マラソンは,毎日続けていると, ある程度までは成績を上げることができるのです。実は君たちの勉学も,このマラソンに似ているとわたしは考えています。 「続いてこそ道」とか「継続とは力なり」と言います。こつこつ積み重ねていくことが大変であることは分かっているつもりですが, 事を成し遂げようとすると,これしか方法はないのです。

皆さんの身体のことを考えてもよく分かると思います。毎日,身長がどれだけ伸びているか, 意識している人は先ずいないでしょう。ところが,毎日適度な睡眠と食事を続けることによって,いつのまにか,背丈が伸びているのです。

続けることの大切さを意識して, 今後の学生生活を続けてほしいということをお願いして終わりの挨拶といたします。

2013年1月

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