もうすでに中1生は大洲から戻って通常の学校生活に復帰しているが、こちらはまだまだ、大洲の写真シリーズである。引率した先生方より提供された写真を掲載します。
2日目の午前中はカヌー。この宿泊研修で生徒がもっとも楽しみにしている行事化もしれない。大洲を流れる肱川でカヌーをこぎまくるのである。
交流センターから肱川河畔にある艇庫まで、センターのバスで移動。10分ほどで到着すると、さっそく救命胴衣を装着するのである。
インストラクターの方から、カヌーの選び方を教えて頂く。カヌーは同じに見えるが、いろいろタイプがあるらしい。
艇庫に入り、よりどりみどりで選ぶのである。でも、赤と黄色が多い。
カヌー研修は2人1組である。2人で選んだ1艇をこれから河原まで運ぶのである。
艇庫から河原まで数百m。高速道路下のトンネル歩道を通り、河原まで行く。
やっと河原についたが、中1生の腕にはずしりとくる重さである。疲れた。
ゴール前に必ず休憩することになる。カヌー運搬研修なのである。

●スタンダード型 カヌー前後の持ち手を、普通に2人でもって歩き続けるタイプ。基本中の基本型。
●肩担ぎ型 上にもちあげた方が重さを感じにくいのではないか、と察した一部の生徒が採用。
●いっそ頭の上型 ならば、頭の上ならもっと負担軽減が図れるのでは、大原女もそうだったし・・・、とさらなる飛躍に成功したチーム。ただし、両方が採用しなければ、後方への負担は強化される。
●おれにまかしとけ型 おもに男子の一部で採用される型で、カヌー本体を一人で抱え込み、そのかわり、付属品を他の一人が運搬するのである。
やっとついたぞ、運搬をやりとげた達成感がはんぱない。しかし、終了後は、艇庫まで上り坂をまた運ぶことに、彼女たちは気づいているのだろうか?

バスの乗車定員もあって、山の上のセンターで出発前にオールの練習をするチームと、河原についてからオールの練習をするチームに分かれる。

ぐるぐる回す。1万2千回転くらいこえたころ、次につながるのである。
こちらは河原に着いてから練習するチーム。
2人1組で動きをチェック。
相談しながら、動きを確認する。
わからなければカヌーの先生に聞くしかない。
どうかうまくいきますように・・・。
プラスチックのカヌーは水の上でふわふわ浮いているのである。それに乗り込む作業がなかなか難しい。
沈没する生徒もでてくる場面なのだ。緊張して乗り込んでいく。
乗り込んでしまえばこっちのもので、相棒の生徒が後ろから押し出してくれる。さあ、出発。

初めは混み合って大渋滞だが、そのうちばらけてくる。

カヌーは楽しいのだが、河原で待っているのはつらい。
時間がきたら、選手交代である。
相棒が岸にもどってくる。

指導員の先生が何をしているかというと・・・
カヌーを川の上で・・・
ならべていたのである。
こんなに並べて、どうするのかというと・・・

立ち上がるのである。目指せ、上海雑伎団。
カヌーの上でたちあがるのは恐いが・・・
隣の人が支えているので、100人のっても大丈夫!
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明日は大洲2日目の午後かな?