
責任者の方から説明を受けます。ここRohnert Park Cityには、米国でも珍しく、警察署と消防署が一緒に入っているPublic Safetyと称する署があります。普通は日本と同じく警察署と消防署が分かれているのですが、ここでは分かれていません。

警察の方は、拳銃、スタンガンだけではなく、パトロールカーの中に消火用の服、酸素マスクなどあらゆる機材も取り揃えています。また犯罪に対応するため、化学犯罪用の機器、コンピューターテクノロジーを使いこなせるように準備を整えています。

犯罪と向き合うことはとても大変な責務であり、こうやって市民の安全が守られていることに生徒たちは感心しきりでした。こちらの方々は市民と一体になってコミュ二ティーを守るという意識がとても強く、市民と良く対話をされることを心掛けていらっしゃると話の中にありました。市民により近い警察官、消防士を目指されているそうです。
本日で、2週間目の研修を終えます。今週末はホストファミリーとの最後の週末になります。家族によってはキャンプに行く予定のある者、観光に出かける者、家でゆっくりとおしゃべりをしてリラックスする者など、それぞれが最後の週末を迎えます。ホストファミリーは自分たちの家族のように受け入れてくださり、日々過ごしてくれています。悪いことをすれば注意もされますし、良ければ褒めてもくれます。本当に親身になって接してくださっていることがうかがえます。もちろん、こちらの家族のやり方で、何でもかまってくれる訳ではなく、自分で動くようにも言われたりしています。きっとこの研修を通して、異文化に接することから、相手を見つめる大切さを深く考えさせられると同時に、自分自身を見つめる良い機会となると思います。残り数日間、引率する者として無事に過ごしてくれたらという願いとともに、少々の失敗はかまわない。経験をして大きく成長してくれたらとも願っています。ホームページをご覧頂いている方、また来週お会いしましょう。