今から3日前の4月20日(水)、遠足であった。
本校の場合、遠足があるのは、中学3学年と高1E組のみである。しかし、同じ日にあるので、バスが集中する。教職員駐車場に待機するのは中3と高1Eのバス6台である。
中2のバス5台は寮の横の通路に待機していた。
クラスごとの朝のショートホームを終えた生徒達がバスにやってきた。
バスの中では担任の先生による点呼が行われる。背もたれから頭の先しかでないのが中2なのだ。
とべ動物園の入口前に到着。209名が地面に座るのである。
学年主任のYS先生からお話しがあり、
動物園の職員の方からのスピーチがあった。
多くの動物がこの動物園で亡くなっていくこと、動物をやさしく見て欲しいこと、本園のマスコットが絶滅したニホンカワウソであることのわけ、など。

「平日の閑散とした園内をゆったりと遠足すること」を夢見た団体は本校だけではなかった。
ちなみに「愛光幼稚舎」と「愛光中学校」には何の関係もない。三菱鉛筆と三菱重工みたいなもんである。

従って、水曜にもかかわらず、園内は土日なみの活況となった。

2つの幼稚園は保護者同伴であった。それゆえ、一層のにぎわいを呈することになったのである。

そんなことは関係なく、まず、やるべきことをこなす中2生。顔出し看板があれば、顔をだしてみるのは心ある人類の義務である。

旭山動物園の感化なのか、最近の動物園はちゃんとタイムテーブルがあって、時間ごとにイベントがあるのだ。 やっぱし、ペンギンの朝ご飯とオランウータンのウォーキングタイムははずせない。
ああ、しかし、このあたりで巻の1は終了である。めざせ、巻の10。遠足と運動会だけで1学期を乗り切るのが目標なのだ。乞う、ご期待。