ヨーロッパ滞在最終日となりました。
今日は、聖ドミニコのふるさとカレルエガへ行きます。
マドリッドから北へ車で約200㎞、カスティーリャ地方のブルゴスへ行く途中の小さな村です。
黄色いじゅうたんのように見えるものは・・・
ひまわり畑です。麦を刈り取った後と、ひまわり畑が交互に見えます。
約2時間半かかって、カレルエガに到着。
町には、旗が張り巡らされていてお祭りのようです。
聖ドミニコの祭日で、3日間続くそうです。
どこからか、バグパイプで奏でるような音楽も聞こえてきます。
教会に向かう途中、泉がありました。
準備が着々と進んでいるようです。
聖ドミニコ修道会創立800年のポスターはここにも掲げられています。
私達は、まず聖ドミニコの生家に向かいました。
ドミニコ会の神父様が案内してくださいます。
ホアン神父様も着替えられました。
生家の前で、集合写真です。
中を案内していただきました。
屋上から見た、町の風景。
こちらは、修道院の庭。
たいまつをくわえた犬のイラスト。聖ドミニコ会のシンボルです。
修道院にも入れていただきました。地下には、井戸があります。
井戸の中にも星が。
修道院の中庭。そろそろミサの時間が近づきました。
教会へ向かいます。
すでに人々が集まり始めていました。
私達も、スタンバイです。
荘厳なミサは約1時間半続き、途中、ホアン神父様もスペイン語と日本語でお祈りしてくださいました。
「聖ドミニコが、遠い日本にある愛光学園で一生懸命勉強している多くの生徒たち、一生懸命生徒達のために努力している教職員の皆さんを見守ってくださいますように」
ミサに参加している多くの人々も一緒にお祈りしてくださり、大変感激しました。
生徒達も聖餐の列に並び、祝福を受けました。
教会にいらっしゃった多くの方々が握手を求めてきてくださり、その手の温かさを感じることができました。
ミサには、ブルゴス県の知事を始めとして多くの来賓がいらしていたようで、教会から出て記念写真を撮っていらっしゃいました。
聖ドミニコ修道会創立800年という記念の年に、聖ドミニコの生誕地で行われた祭日のミサに愛光学園の生徒が参加できたことを、心から喜び、そして感謝したいと思います。
以上で、6日間にわたるイタリア・スペインの旅のご報告をこれで終了いたします。
このミサの翌日、8月9日(火)にマドリッドを発ち、ローマでトランジットして8月10日(水)に成田・羽田を経由して松山まで戻ってきました。大きな事故や病気にも見舞われず、無事に帰って来ることができほっとしています。
また、生徒の感想など詳細については、インテルノスの冬号でお知らせしたいと考えています。
【番外編】
毎日食事の記事を載せていたのに、最終日の記録がないのも気になりましたので、付け加えます。
ミサの帰りに、近くの村アランダ・デュエロという村で昼食。めったに日本人は来ない場所のようです。
チョリソ(上・豚肉ソーセージ)と血のソーセージ(下)
ラムのあばらの赤ワイン煮込み(この土地の名産だそうです)
フルーツケーキ
この後、バスが1400mの高地で動かなくなるというトラブルに。でも、ちょうどカフェのある場所で、ジュースを飲みながら屋内でダーツやサッカーゲームに興じたり、外で高原の風に吹かれたり。迎えのバスを、1時間半のんびりと待ったことも思い出の一つになりました。
そして、夜はホテルでパスタボローニャ風で締めくくりました。旅行前に、食文化の違いを知りたいという生徒もいましたが、そんな視点を持ってこの旅行を振り返るのも面白いかもしれません。