少し前の話になりますが、前期補習期間中の7月20日(水)・21日(木)、中2・中3対象に、JAXAの「宇宙一日出前講座」がありました。今日は中3の様子をご紹介します。
来てくださったのは、イプシロンロケットプロジェクトチームの岡田修平さんです。
以前は種子島でH2A・H2Bロケットの打ち上げにも携わっておられたそうです。
ロケット開発というのはどういう仕事かをお話いただきました。
大きなプロジェクトなのでチームワークが非常に大切だということ。
なかなか知ることのできない内部の様子を、皆熱心に聞いています。
一時間ほどのお話はあっという間に過ぎ、あとは質問の時間。
「地球外生命はいるのですか。」-「私はいると思います」
「ロケットの価格はどれくらいですか」-「大きさによってさまざま。アメリカでは民間による低価格のロケットがさかんに開発されています。」
「他国と比較して、日本のロケット開発はどうですか?-「安定した成功を続けていますが、チャレンジングという点では劣っています。」
「ロケットの速度はどれくらいですか?-「H2Aやイプシロンは月まで行かないので、秒速7.9キロメートルほどです。」
一時間途切れることなく、次々質問の手が挙がりました。
終わるのが名残惜しい気持ちです。
岡田さんの今後の夢は宇宙飛行士になることだそうです。
お話を聞いた生徒の中からも、宇宙をめざす者が何人も出てくるのではないかと思います。