1月19日にアップした、中3の社会2の12月の授業。
「憲法制定過程から、自衛隊設置に至るまで、憲法9条が日本の自衛権についての解釈がどのように変更されてきたか、経緯や背景を考察しよう」というテーマについて、考えてきました。
冬休みの課題は、上記のテーマをB5用紙一枚分にまとめてくることでした。
さて、昨日はその課題をピアレビューという手法で、相互評価しました。
それぞれ、採点ポイントが示されているルーブリックを使って採点・評価していきます。
名前が伏せられている他のクラスのレポートを交換しながら、一人3枚ずつ評価します。
それはそれは真剣そのもの。
評価する側も同じテーマでレポートを書いていますから、自分のまとめ方とも比較できるようです。
また、点数評価だけでなく、「評価できる点」「改善点」なども記入していきます。
どんな風に評価したかを、話し合っていました。
内容だけでなく、論理構成や表記・表現に関する評価項目もありました。
お互い話し合っている様子を聞いていると、
「的確にまとめられている」「表現力が豊か」「根拠が明確」と高評価を得ているレポートもあれば、「字が薄すぎて読めない」「何を言っているかわかりにくい」など、厳しい意見も。
先生からは、「得点だけではなく、文字評価に着目して。特に改善点と指摘があった点については、次回に活かして欲しい」との指導がありました。
評価表とレポートは次回返却されるそうです。自分の書いた文章がどれだけ相手に伝わったか楽しみです。