本日は中3の社会でアクティブラーニングが実施されている様子を紹介します。
授業は図書館2階で行われていました。
まずは前回の授業までの復習と,これから考えることの簡単な説明がありました。
そして,今回の授業の目標についての説明があります。
目標については掲示されており,いつでも確認ができます。
そして10班に分かれて,まずは個人で史料を読み,それぞれが設問に対する回答を考えます。
読む史料は1班に1種類ずつ,5種類のものが配られます。
配られた史料によっては難易度の違いは少々ありますが,まずはしっかり読み自分で考え,史料に傍線を引いたり自分なりの答えを付箋に書いたりしていました。
ある程度まとまると今度は班の中で自分の考えを共有します。
授業を参観していた先生も参加して意見を出していました。
もちろん史料の中には分かりにくい言葉もあるので,先生に尋ねることもあります。
同じ班の中で意見を交換した後は,同じ史料を読んだ班とも情報を共有します。
しっかり話し合い,自分の読んだ史料の情報がまとまると,次回の授業で史料が説明できるよう,自分で言葉をまとめていました。
次回(2週間後)の授業では5種類の史料を読んだ人が1人ずつ集まって新たな班を作り,さらに情報をまとめて,問いに答える作業をするそうです。次に説明をしっかりできるよう,ていねいにまとめていました。
教科書通りではうまく説明がつかない点についても理解するというのが最終的な目標だそうです。内容としては難しいものを扱っていますが,周囲の助けを借りながら,しっかりとした理解につなげることでしょう。