台風18号が九州の向こうにやってきている。西の空が不穏だ。
暴風警報発令時の対応プリントが職員室のど真ん中に掲示してあった。今度の18号は日曜に四国上陸が予想されているが、日曜は寮生の安息日でもある。警報発令となれば外出禁止となり、つらい安息日となる。
昼食後の午後1時ころ、雨の中、中1生たちは寮の横に待機しているバスに乗り込んでいった。
これから重信の「坊つちやん劇場」で観劇である。演目は「52days~愚陀佛庵、二人の文豪~」。
午後の中1廊下は静かになった。
でも、中1の掲示板はにぎやかである。
中央に掲示してあるのが、今回の「坊つちやん劇場」の広報新聞。
その隣が、数学ジュニアオリンピックの募集プリントだ。最近、挑戦する生徒が増えているらしい。
松山市の中学生海外派遣事業の募集もある。市が毎年実施している、姉妹都市のサクラメント市(米)、フライブルク市(独)、友好都市の平澤市(韓国)への派遣に応募しないかというよびかけ。
ひめぎんホールで行われる中村修二さんの講演会のよびかけ。中村さんは愛媛県の御出身である。
愛媛大学ミュージアムが会場の「地質展」のポスター。これって、今日から3日間だ。ヘルメットかぶったとかげっぽいのが何なのか、気になるが、行けばわかるかもしれない。
この2つは生徒会がやっている運動のよびかけである。
これは生徒会の広報紙。
各学年の廊下にはこの箱がぶら下がっている。民衆が意見を投入し、将軍吉宗だけが鍵をあけて見ることができるしくみになっている。
目安箱の質問と、吉宗からの回答である。「目安箱など役に立たぬから撤去すべし」との根源的批判に対しては、「断固撤去せず」との意志表示を冒頭に掲げるなど、吉宗はかなり元気である。