昨日の4時間目。生物実験室におじゃまして、中2c組の理科の授業をのぞいてみました。
ニワトリの消化管を観察します。
(解剖写真があります。苦手な方は、ご注意ください。)
生物実験室に集まった生徒たち。
担当の佐藤先生から、解剖に当たっての注意がありました。
気軽に行ったことが、重大な事故や結果につながる場合があることをしっかり伝えます。
さあ、今日のテーマ「ニワトリの消化管」の観察方法の説明です。
砂嚢、十二指腸、小腸、盲腸、総排出口、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、それぞれの部位を確認していきます。
皆、初めて見る内臓に興味津々。
さあ、各テーブルにその班の内臓が配られました。
「臭い~」という声に、「ほ乳類になると、もっと臭いぞ。」
配られた内臓。
まず、総排出口を探します。盲腸が目印になるとのこと。
どこだ、どこだ?
先生にヘルプを求める班も。
見つけたら、腸間膜を順次切っていって小腸を伸ばしていきます。
だいぶ伸びました。
どれくらいあるでしょうか。ものさしで計るわけにはいかないので、指の幅で計っています。
「どれくらいある?」と尋ねると、「だいたい130センチくらいかなあ・・・」
それぞれ部位ごとに切り分けていきます。
これは、よくスーパーで見かけます。・・・心臓です。
これは、砂嚢。昇天する直前に食べた物が入っているそうです。
これは、十二指腸。
「指十二本分の長さだから、十二指腸」「え、そうなんですか・・・」
「やっぱり、聞いてた通り17センチあるぞ」
左上が肺、左下が心臓、中央の大きい部分が肝臓、緑色が胆嚢、右にはみ出ているのが脾臓。
これは、何でしょう?
砂、です。砂嚢を切り開いたら、その中から出てきました。
心臓を横に切ってみました。左心室と右心室。
左心室の壁の方がずっと厚い事がわかります。
この班は、人数が少ないのですが、仕事が速い!
「ほら、砂嚢の中にはコーン?がいっぱい詰まってますよ」
部位ごとに、見事に切り分けられていました。
すごいでしょう!!
他の班も着々と作業が進んでいます。皆、とても楽しそうなのが印象に残りました。
そして、作業終了。観察記録はうまくとれたでしょうか。
昼食前で、急いでかたづけを行っていました。