チュータ日誌

(2017/11/16)糸球体を探せ!(高Ⅲ生物)

先週木曜(11月11日)2時間目。

受験をひかえた高Ⅲ生物の授業は、ブタの腎臓の解剖。

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担当の佐藤先生から、解剖方法の説明がありました。

動脈に墨汁を流し込んで、染まった糸球体を顕微鏡で観察するようです。

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間違うと、墨汁が逆噴射?という憂き目にあうと聞いて、あわてて上着を脱いだ生徒も。

(上着を脱ぐと、白いシャツなのですが・・・)

モンダイは、「動脈」と「輸尿管」「静脈」を間違わないようにすること。

 

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どれどれ。

 

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これが、見本。左の管が動脈で、右の白い管が輸尿管。

静脈は、管の上に見える薄い膜みたいなもの。

 

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これが、切断面。

 

 

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そして、動脈からうまく墨汁が入れば、こんな風に見えるはず。

このクラスには、昨年も眼の観察の時におじゃましました。

その時取材者が気味悪がっていたのを覚えていた生徒が、「先生、今度は大丈夫ですか?」

大丈夫です。食材に似ていると思えば。

 

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うまく、入るでしょうか。

 

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慎重に、慎重に。

 

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各班、順調に作業を進めています。

 

 

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包丁で二つに割ると、本当にきれいに墨汁が行き渡りました。

腎臓の血管ってこんなに張り巡らされているのですね。

 

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皮質の黒い部分をそぎとって、プレパラートへ。

 

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顕微鏡で観察します。

 

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のぞいたら、こんな風に見えました。

これが、糸球体!

「ひとつの腎臓にどれくらいあるの?」

いろいろな答えが・・・。

「センターに出るぞ-!」と先生。

 

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センター試験まで、あと2か月になりました。

この観察が生きるかもしれませんよ。

 

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