先週の水曜日、高Ⅱ理系地理の授業で貿易の学びとして「貿易ゲーム」をするということを聞いたので、のぞいてきました。
作業内容は、グループごとを国家として、渡された袋に入っている道具と資源(紙)を使い、三角形や円などの製品を作り、できるだけ多くのお金を稼ぐというもの。
渡された袋の中身はグループによって異なります。
道具だけ、もしくは紙だけがある班、両方ともある班など、さまざまです。
中身を確認した後は,貿易ゲームが始まります。
早速道具と少量のお金が入っていた班が動いて、交渉しはじめました。
もちろん、中にはお金も道具もないグループもあります。
そんなグループは国連役の先生に援助(ODA)を求めていました。
「資金はいらないので技術をください」ということでコンパスを入手していました。
道具と資源が集まれば、
図形を描いて,
切って,
先生(市場)へ行き、換金します。
お金を手に入れると、つい嬉しくてはしゃいでしまう人も。
ゲーム終了間際になると、市場が混雑していました。
ゲームが終わると、売り上げを確認し、黒板に書き出します。
最後に、グループによる袋の中身の違いと先進国や新興国の対応が伝えられました。
グループによる貿易の仕方の違いなどに触れることができ、理解が深まっていることでしょう。