昨日、中間考査が終わりました。中1生は、愛光に入学してはじめての本格的な試験でしたね。
それ以外の学年の人たちも、新しいクラスで新しい先生から出題される試験としては、2教科・3教科テストを除いて、やはり今年度、はじめての試験でしたでしょうから、うまくいったこと、行かなかったことを、ぜひぜひ反省材料として、今後の改善に役立てましょう。
試験の直しはどのようにやっていますか?
教員をしていると、きちんと直しができる生徒と、そうでない生徒のちがいがよく見えます。特に、模範解答を丸写ししたり、丸暗記したりしようとする生徒をみるたびに、「そんなんじゃ意味ないよ・・・」と悲しくなります。
試験は暗記の要素も大きいのですが、きちんと理解してから覚えることが大切で、直しをする際には、「きちんと理解できたか」に気をつけて復習するとよいでしょう。
「直し」の仕方はいろいろありますが、以下に、実際の愛光生の直し方の例を挙げますので、参考にしてみてください。
教科は英語になります。
まずは単語。単語は暗記といえども、うまく整理することで覚えやすく、また、定着しやすくなります。4人の人の直しをまとめてありますが、以下のようにすれば、知識が整理されて、よいのではないでしょうか。
次に、文法項目はまとめやすいですよね。が、自分にとって理解しやすいまとめ方は人それぞれ。直しをしながら、自分で自分に教えてあげるつもりでまとめると、だんだんとまとめ方がうまくなっていくでしょう。
自分を叱ったり、同じ間違いをしないように自分にうったえかけたり、みんな上手に工夫して直しをしていますね。
どんな教科でも、図を書くというのはよいですね。頭の中が整理できます。また、まとめながら理解が定着していきます。
時には、絵を描くのもよいのでは。 勉強だって、楽しくやりたいですよね。イメージをわかせる、イメージで覚える、ということにもつながります。絵が上手い人はうらやましいですね。
絵が苦手な人は、図にするだけでもいいんです。 自分の理解の助けになればよいのですから、うまくなくてもいいんです。
きちんと自分で辞書や参考書を調べて直しをする人は、すばらしいです。自分で調べるということは、学力の根本的な力なんだと思います。みなさんも、辞書や参考書や資料集を本棚にしまいっぱなしにせずに、どんどん活用して試験直しをしましょう。
長文問題だって、こんなふうに直したら、理解が深まりませんか。本文を読み込んで、内容をきちんと理解しようという姿勢が大事です。内容を箇条書きにしたり、要約したり、図示したりすることによって、さらに理解が深まります。何より、「考える力」が育まれるのです。
ちょっとしたこともイメージにして描いてみると、わかりやすくなりますよね。
自分を叱る。これは自らの成長のために、とても大切なことです。
「問題文をよく読みましょう!」 → 「はい!」
「つづり! つづり!! 間違えない!! 勿体無いから!」
こんなメッセージを自分に向けてみるのもよいでしょう。「勿体無い」を漢字で書くんですね愛光生は。賢いです。
どの教科でも暗記が必要です。試験を受け続けていると暗記力が重要であることを痛感しますよね。でも、ちょっと待ってください。暗記力はたしかに大切ですが、それだけでよいのでしょうか。
実は、大学入試も、その他の入試も、様々な試験に共通して言えることは、試験を作っている人間が必ずいて、その人の想いというものがあるのだということです。試験を作る側になると、そのことがなおさらよく分かります。暗記だけでは虚しい、暗記だけでは暗い、何かを感じとってほしい、何かを生み出してほしい。そんな想いを持って試験を作っている人たちもいるのです。
教員として試験を作りながら、大学入試という大学の先生たちが作った試験を分析していると、そのような想いを受け取ることも多いのです。
試験を通じてあなたがたと対話しようとしている人がいることに気づいたら、これまでとは、またちがった気持ちで試験に臨むことができるでしょう。
学びとは奥が深いのです。皆さんはまだまだです。教員といえども、まだまだです。学び続けましょう。人生は学びです。たとえ人生が終わっても、学びは終わりません。受け継がれていくのです。
試験には、誰かのそんな想いが隠されているのかもしれません。