9月8日(土)に沖縄ハーバービューホテルで愛光学園同窓会沖縄支部設立総会・懇親会が開催され,懇親会に参加した。
会次第は次の通りである。
1 開会
2 校歌斉唱(3番まで)
3 役員紹介
4 会長挨拶 愛光学園同窓会沖縄支部 会長
5 来賓紹介
6 来賓挨拶 愛光学園校長
7 乾杯
歓談
8 各期現状報告
歓談
9 閉会の挨拶 愛光学園同窓会沖縄支部 副会長
まず驚いたのはプログラム2番に校歌斉唱があったことである。
わたしは,同窓会と聞くと必ず係の同窓生に校歌は3番まで歌ってくださいとお願いをすることにしている。
校歌を1番でやめてしまうのは,作詞者に大変失礼だと感じていることがその理由の一つである。校歌は1番から3番まで歌って初めて全容が理解できるのではないか。
さらに,校歌3番の最後の歌詞,「あゝ この地より 世界の果てに 愛と光を もたらしゆかん」,この言葉が校歌全体の中で最も心に響く部分だと思うからである。
以前からその思いが強かったこともあり,生徒たちにも,同窓生にも3番まで歌うことの大切さを強調している。
挨拶では「われらの信条」を暗誦して参加者に信条を思い出してもらった。同窓生は久しぶりに触れる「われらの信条」に感慨にふけった表情で耳を傾けているように見えた。
次に「世界的教養人」と「愛と光の使徒」に簡単に触れ,その後,本校の大学進学状況,また現在本校がチャレンジしている英語のスピ―キング強化対策,ICT機器を用いた教育,そして,アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)等,学校の現状について説明をした。
続いて,「教育は親と子と先生の三位一体で行うものでありますが,それに加えて,同窓生の皆様のお力をお借りしたい。」と述べて挨拶を終えた。
歓談に入ってから2時間が瞬く間に過ぎ去った。立食形式であったのでテーブルを周りながら,寮や学校の思い出話に花が咲いた。
沖縄の同窓生は23期が最初の学年であると聞いている。23期生と言えば,わたしが本校に赴任した時に初めて担当した中3生である。
参加者の中には,同窓生のお母様,夫人,またお子様もいらして,話題が広がり,大いに会が盛り上がったことを報告して今回の「ひとりごと」を終えたい。