チュータ日誌

(2018/10/05)中2 鶏の心臓の解剖

先週の金曜日、中2の生物では鶏の心臓の解剖が行われました。

最初に、一人1つの鶏の心臓が渡されます。

よく見かけるこの状態の心臓から周りの脂肪を取り除き、心臓につながる血管が見える状態にします。

キッチンペーパーとカッターナイフを利用しながら、丁寧に脂肪を削いでいました。

中にはなぜか2本のカッターを使う人も。触りたくないのでしょうか。

そして出来上がったものがこちらです。

きれいに血管が出てきました。

ここからが観察のスタートです。

まず、きれいになった心臓を半分に切ります。

真ん中よりも少し下の辺りを切るのがポイントだそうです。

切った後は写真に収めます。

心房と心室をよく観察している様子でした。

そして、血管がどこを通っているのかを爪楊枝を用いて確認します。

スクリーンに映る例を見て、

それにならって手を動かします。

友人にならったり、

先生にきいたりしながら、

爪楊枝を使って心室と心房,心室と動脈とのつながりを確認していました。

中には複数本の爪楊枝を通している人もいました。

出来上がったものは再び写真を撮ります。

こちらは映えるように工夫している様子。

そして最後にこの心臓を縦に割り、動脈弁を観察します。

先ほど刺した爪楊枝を動かして動脈弁の位置を探し、その部分を切っていきます。

切りにくいのか、みなさん黙々と作業をしていました。

そして切り終えたものがこちらです。

どれが動脈弁か分かりますか?

どうもこれのようです。

こちらはきれいにカットされてそうな心臓。きっと中央部が動脈弁です。

うまく切ることができて満足そうな様子でした。

この後片付けで少々授業時間が過ぎていましたが、みなさん充実感のある様子でした。

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