先週の金曜日、中2の生物では鶏の心臓の解剖が行われました。
最初に、一人1つの鶏の心臓が渡されます。
よく見かけるこの状態の心臓から周りの脂肪を取り除き、心臓につながる血管が見える状態にします。
キッチンペーパーとカッターナイフを利用しながら、丁寧に脂肪を削いでいました。
中にはなぜか2本のカッターを使う人も。触りたくないのでしょうか。
そして出来上がったものがこちらです。
きれいに血管が出てきました。
ここからが観察のスタートです。
まず、きれいになった心臓を半分に切ります。
真ん中よりも少し下の辺りを切るのがポイントだそうです。
切った後は写真に収めます。
心房と心室をよく観察している様子でした。
そして、血管がどこを通っているのかを爪楊枝を用いて確認します。
スクリーンに映る例を見て、
それにならって手を動かします。
友人にならったり、
先生にきいたりしながら、
爪楊枝を使って心室と心房,心室と動脈とのつながりを確認していました。
中には複数本の爪楊枝を通している人もいました。
出来上がったものは再び写真を撮ります。
こちらは映えるように工夫している様子。
そして最後にこの心臓を縦に割り、動脈弁を観察します。
先ほど刺した爪楊枝を動かして動脈弁の位置を探し、その部分を切っていきます。
切りにくいのか、みなさん黙々と作業をしていました。
そして切り終えたものがこちらです。
どれが動脈弁か分かりますか?
どうもこれのようです。
こちらはきれいにカットされてそうな心臓。きっと中央部が動脈弁です。
うまく切ることができて満足そうな様子でした。
この後片付けで少々授業時間が過ぎていましたが、みなさん充実感のある様子でした。