チュータ日誌

(2018/10/10)卒業アルバム用写真撮影

今週から、卒業アルバムに向けて、委員会・部活動の写真撮影が始まりました。

中3生と高Ⅲ生は、早いもので、卒業まで半年となりました。

すでに、卒業アルバム用のクラス写真を撮影してあり、並行して、授業風景写真の撮影なども行われているところです。

昨日今日と、中3の授業風景や委員会・部活動写真の撮影をしている写真屋さんに同行させていただきました。

写真屋さんの一日を見てみましょう。

 

写真を撮影する写真屋さんを撮影した写真

昨日の1時限目は体育の授業です。

担当の先生にお願いして授業におじゃまさせていただき、授業中の生徒の様子をカメラに収めます。

体育は、一人ひとりが離れている分、表情を撮るのがなかなか大変だとのことです。

 

 

2時限目は美術の授業です。

 

授業の妨げにならないように端によって撮影します。

 

3時限目は、CLE(宗教教育)の授業です。

授業開始前には、生徒に声をかけることもあります。

  

 

授業中は、やはり端から撮影。生徒の集中を乱さないように配慮して撮影しています。

 

昼休みには、委員会・部活動の写真撮影です。

 

 

表情のかたい生徒には声をかけて、緊張を和らげてくださいます。

 

 

写真屋さんの人柄と笑顔で、緊張もほぐれ、自然と生徒たちの表情が明るくなります。

冗談を言って笑顔を引き出してくれることもあります。生徒のことをとても大切にしてくれているように感じます。

 

 

 

そして一夜明けて、本日も、昼休みにいくつかの部活動の撮影です。

会社に戻る暇もないので、昼食は学校の駐車場の自家用車の中で食べていらっしゃったとか。

お疲れさまです。

一休みも早々に、放課後にも部活動の撮影をお願いしました。

明日以降も連日にわたって、毎日ほぼ朝から放課後まで、撮影をお願いしてあります。

 

写真屋さんとは――

この写真屋さん、これまでずっと愛光の卒業アルバムや行事などの撮影でお世話になっていますので、顔見知りの在校生・保護者の方も多いと思います。

卒業生にとっても、愛光生活で忘れられない顔のひとつかもしれません。

そのお人柄から、生徒からも慕われており、行事のたびに生徒から話しかけられて親睦を深めておられます。

本日も、校内ですれ違う生徒によく声をかけられていました。

多くの生徒に慕われています。

 

それもそのはず、実は、この写真屋さん、本校の卒業生なんです。

だからこそ愛光生の撮影に愛情や思い入れをもって、取り組んでいただいているのですね。

そんな写真屋さんに愛光時代のことを聞いてみました。

「愛光に入って中3か高Ⅰ生のころから、ギターをはじめました。時代もあり、最初はフォークソングをやっていたのですが、すぐにエレキギターにはまり、それからはロックをやっています。あのころは、エレキギターをやったり、ロックバンドを組んでいたりする若者は、不良!というイメージがあったので、あまりよく見られていなかったのでは・・・」

とのことでした。

が、愛光の高校生だったときに、NHK松山ラジオの音楽番組のアマチュアバンドのコーナーに複数回出場して演奏したこともあったとか。

愛光の教員からは、「またギターばっかり弾いとるんか!?」と、たまに叱られたのもいい思い出だそうです(笑)。

(けれども、その先生とは卒業後も懇意にされていて、家族ぐるみで長年ご親交があったとのこと。先生にも愛されていたのですね)

また、いまでもエレキギターは大切に保管してあり、ご自宅に5本ほど所有されているようです。

写真に対する思い――

愛光生の写真撮影を長年やっていただいていますが、以前に学校の方で撮影業者の分担を決める際に、今後は、中学か高校かどちらかのみの撮影をお願いしたい、と打診された際には、中学を選ばれたそうです。

その理由は――

「中学生も高校生も、今しかないこの瞬間ですとか、若い今の思い出を、写真に残してあげたい気持ちは同じなんですけど、中学生の写真を撮っていれば、その子たちが高校生になっても、学校や行事で会えるので、その子たちのその後の成長を見ることもできますから、中学の方を撮影することを選びました」、とのこと。

 

なんという生徒愛でしょうか。愛光の子どもたちに対する思いの強さに胸がつまりそうになります。

写真屋さん、これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

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