チュータ日誌

(2018/10/26)樋口建史さん講演会

本日7限目に中1生から高Ⅱ生を対象として、本校14期生の樋口建史さんによる講演会が行われました。

「愛光生にエールを贈る」と題し、樋口さんの経歴に沿ってお話していただきました。

まず、愛光生時代のお話がありました。

当時は校舎が宮西(現フジグラン辺り)にあり、中間体操のたびに近くを走る電車の乗客が物珍しそうに体操をする姿を見ていたことを懐かしそうに語ってくださいました。

また、東京大学法学部へ進学して国家公務員になりたいと志した樋口さんは学年で常に上位にいることを目指して日々努力していたこと、

振り返ってみて、もっとも変化の大きい中高6年間を愛光で過ごし、終生の友人ができる今を大切にしてもらいたい、というお話も聞くことができました。

それから、東京大学へ行き、警察庁へ入庁し、そして外交官となった経緯や、

警察官の役割、外交官の役割とは、という内容にも触れることができました。

みなさん真剣に聴いていました。

ミャンマー国駐箚となった経験から、ミャンマーという国についてや、日本の政府開発援助についてのお話もありました。

「愛光生にはぜひ地球規模の視点を持ち、世界に羽ばたいてほしい」という言葉もいただきました。

大変実りのある時間を過ごすことができたことと思います。

また、樋口さんより愛光に色紙を寄贈していただきました。

座右の銘「立ちて方を易へず」です。

二言なく、決めたらまっすぐに進んでもらいたい、という期待を感じますね。

 

最後に、樋口さんは卒業して40年経った今でも愛光の校歌にある「世界の果てに愛と光をもたらし行かん」という歌詞を胸に抱いているとお話していました。40年という長い月日をまたいでいますが、今の愛光生とのつながりを感じることができたように思います。

 

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