チュータ日誌

(2018/12/10)中3 書道の授業

 

先週のことですが、中学3年生d組の書道の授業におじゃましました。

この授業では、生徒おのおのが選んだ漢字をタイルに写して、文字の部分を彫刻刀で削ることにより、

壁飾りを作るというものでした。

生徒たちは、黙々とタイルの表面を削っています。

   

漢字は各自で好きな漢字を選んだそうです。

自分の名前の漢字の一部を選んだ者、自分の好きな漢字にした者、その時の直感で選んだ者、なかには、欲しいものを書いた生徒もいるなど、人それぞれでおもしろいですね。

   

前回の授業で墨汁で半紙に書いた漢字を、タイルの表面になぞって写してあります。

あとは、線からはみ出さないように削るだけですが、生徒たちは黙々と、集中して削っております。

    

 

教室は静寂に包まれます。いつになく厳かな雰囲気です。

漢字も、各自が自分で書いたとのこと。上手ですね。

文字によっては、複雑な部分もあり注意が必要です。

   

     

 

生徒に感想を聞くと、「いつもの習字と、また一味違っておもしろかった」

「削るのが大変だったけど、できあがってうれしかった」などと話していました。

 

タイルの表面をよく洗うと、削った文字の部分が白く際立ちます。   

 自分のものが終わった生徒は、友達の文字も気になっているようです。

和気あいあいとしながら、アドバイスしたり手伝ったりしています。

  

作品が出来上がった後の、さわやかな笑顔です。達成感にあふれています。 

出来上がった作品を先生がチェックしてくださり、改善点などをアドバイスしてくださいます。 

 

出来上がり作品の一部です。文字にも個性がありますね。

愛光は、勉強に並々ならぬ力を入れている学校ですが、

このような「ものづくり」のすばらしさについても、生徒たちにはどんどん学んでいってもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーカイブ

All Rights Reserved Copyright AIKO educational institution