チュータ日誌

(2019/08/26)避難訓練に向けて(火災における煙の恐ろしさ)

はじめに

全学年後期特別授業が始まりました。

夏休みが明けましたね。皆さん、学校生活のリズムを早く取り戻せるとよいですね。

 

 

さて、本校では、9月10日に避難訓練を予定しています。

今回は「地震」が起こった際の避難を練習するのですが、避難の大切さという意味では、この夏に大きなニュースがありました。

 

いまからひと月ほど前の7月18日、京都市にあるアニメ制作会社で放火事件が起き、平成以降最悪の放火殺人事件として世間に衝撃を与えました。

 

これについて、下記の新聞記事では、火災発生から15秒ないしは30秒で建物内に煙が充満して避難が困難になったであろうことが明らかにされています。

 

火災発生後の煙の広がりを検証した新聞記事

 

 

この事件をふまえて、愛光生のみなさんに改めて注意喚起したいのは、

火災の現場では炎よりも恐ろしいのが、煙に含まれる『一酸化炭素』である、ということです。

 

実は、火災で亡くなる人のほとんどは、炎ではなく、一酸化炭素を吸い込んだことによって避難できなくなり、その後、炎に巻かれて亡くなっているという現状があるとのことです。

 

 

そのことは以下のウェブサイトでも紹介されています。

 

火災時の一酸化炭素の恐ろしさについて

 

 

 

愛光生のみなさんには、もし自分が火災にあったらどうするかということを真剣に考え、自分の命を守るために懸命で賢明な避難をしてもらいたいと思います。

 

9月10日の避難訓練にむけて、防災意識を高めていきましょう。

 

備考

上記でリンクしたサイトは、インターネット上に多数あるウェブサイトのうち、分量や内容面で比較的読みやすいものとしてたまたま選んだものにすぎません。

ほかのウェブサイトも大変参考になりますので、皆さんも検索して調べてごらんになるとよいでしょう。

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