9月28日(土)に松山市内の塾が開催する中学生対象の説明会に参加した。
今回参加したのは公立高校から松山東高校,そして私立高校から本校の2校である。会場の参加者は保護者と生徒の割合が半々であった。
説明会の次第は次の通りである。
開会
学校別説明
休憩
質疑応答(両校の校長が登壇して質疑応答)
大学入試に向けて
閉会
学校別説明では各校25分間で,本校の説明は校長12分,広報13分に分けて実施した。
もちろん,わたしの役割は学校の建学の精神である。「世界的教養人」,「愛と光の使徒」という二つの抽象的な言葉の意味を分かりやすく説明した。
さらに,進学校としての大学入学現役合格者数の数値目標(東京大学20名,国公立大学医学部医学科30名,国公立大学100名)を発表した。
2校の説明が終わり,塾の司会で質疑応答が始まった。質問はまず塾側から提示され,二人の校長が答えるという形式であり,次のような質問が用意されていた。
1 大学入試改革について
○「大学入学共通テスト」や大学入試制度改革のことをどうとらえているか?
○英語の外部試験は何を受けるようになるのか?また,その対策は学校であるのか?
2 入学までに
○高校に入ってから伸びる生徒の特徴は?
3 入学後の高校生活
○理系・文系の選択について
○部活動への在籍者数割合,変わった部活動,有名な部活動
○想像以上に盛り上がるイベント
○将来設計,大学選択などを意識した著名人の講話予定や実績
○高校生活を通して勉強以外に学んでほしいことは?
4 愛媛県の次世代リーダーたちへエールを。
その後,会場との質疑応答があり終了した。
後日,塾からアンケートが送られてきた。転載許可を得たので,「愛光について魅力を感じたこと」の中からいくつか紹介したい。
1 愛光高校はかなり堅いイメージでしたが,校長先生などの話を聞き,とても明るいところだなと感じました。
2 しっかりと学力を伸ばしながら,行事,体育大会,文化祭などを楽しめるところに魅力を感じました。
3 自由な校風と,しっかりした考え方,信条に魅力を感じました。
4 全国各地から生徒が集まってきている点
5 医学部や有名大学への進学率の高さ
6 高校から愛光高校へ進学した生徒へのフォローをされているところ
7 新テストへの対応
8 愛光の「建学の精神」が印象的でお話に感動しました。
9 先進的な学習方法 教育理念
10 1番魅力的だと思ったのは英語のオンラインスピーキングでした。勉強に集中できる環境も素晴らしいと思いました。
その他,「校舎が新しくなること」などの記載があった。
また,「二つの高校のことがよく分かり,良かった」という感想が記されており,生徒や保護者だけではなく,わたしたち現場の教員にとっても良い経験であった。
お世話をしてくださった塾にこの場を借りてお礼を申し上げたい。