チュータ日誌

(2019/11/03)チュータのひとりごと 第603回(中学全体集会講話 令和元年10月15日(2))

 皆さんの体育大会や文化祭をみると,よく分かります。おいしいたこ焼を,あるいは焼きそばを,あるいは展示やパフォーマンスをと思って活動しているときには,皆さんの利他的遺伝子がオンになり,感動,喜び,イキイキワクワクできています。
 皆さんは,大学入試に合格するために,懸命に努力を続けています。それは自分本位だけではいけないのです。
 大学卒業後,世の中に出て,何をして人様に役立っていくのか,その利他的精神がなくては,ストレスのみが残ります。大学合格のその先にある利他を考えることができれば,「感動,喜び,イキイキワクワク」感が生じ,学問の最終目的,「人となる道を明らかにするため」「成人の道を明らかにするため」が見えてくるのではないでしょうか。頑張ってください。
 また,いつもお伝えしている通り,やる気が失せたら,校長室に来てくだい。
 もちろん,皆さんの相談相手はまずは学級担任ですが,校長室で相談をすることで,自らが解決策を見いだすきっかけになることは間違いない事実であろうと考えています。
 いつでも話に応じますので,遠慮なく校長室に来てください。
 また,現在高Ⅱ寮生の面談を継続していますが,引き続いて,トマス寮の中3生の皆さんの面談を行います。楽しみに待っていてください。
 高校寮生と面談をしていて,どうしても成績が上がらないと悩みを訴える生徒がいます。
 中2か中3生の時に,学習に集中しないで勉強以外のことに興味をいだき熱中してしまったのではないかと聞くと,「その通りです」という答えが返ってきます。
 学習に集中していない生徒の皆さんにお伝えします。高校で涙を流すことになりたくないなら,直ちに心を入れ替えるべきだと申し上げて本日の講話を終わります。

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