チュータ日誌

(2020/01/21)中1授業紹介 地理

昨年行われた地理の授業をご紹介します。

JICA中国・四国教師海外研修に参加した本校の教員が、ラオスで看護師として活動されている青年海外協力隊の吉田さんとの、ICTを活用した交流授業を行いました。

「自分がラオスの青年海外協力隊として、病院に赴任したら」という設定のもと、2年間の任期の中で、病院の抱える課題を解決するためのプランを作成するというものです。

生徒たちはラオスの現地の課題および、その原因を分析し、複数のシンキングツールを用いて2年間の活動計画を作成してきました。それらを一つのストーリーボードにまとめ、ロイロノートを通じて共有し、ラオス現地で活動中の吉田さんからコメントをいただきました。

また、Web会議のアプリを利用して吉田さんから直接、青年海外協力隊を志したきっかけや、実際の体験についてもお話していただきました。

生徒たちは「海外協力隊に興味がわいた」「途上国の現状を知ることができた」「自分たちにできることを考えるきっかけになった」などの感想を持ったようです。

生徒が自分たちで考え、作り上げた成果に、実際の現場で活躍する方々の評価をいただけたこと、そして、海外で活躍されている方から直接お話をうかがうことができたこと、これらは生徒が学び、自身のキャリアを考えていくうえで大いに役立つことと思います。

本授業はJICALaosのFacebookで日本語・英語・ラオス語の記事で紹介されました。

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