本日7限、LHRの時間に、中1生はRST(リーディングスキルテスト)を受検しました。
このテストは、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』で有名な新井紀子氏が代表をされている「教育のための科学研究所」が実施しているもので、文構造の把握や、辞書的・理数的な定義を理解して用法を獲得すること、文と非言語情報(図表)とを正しく結びつけることなど、文章を読むうえで基礎的かつ不可欠な能力を測定します。
このように書くと、国語という教科だけの問題と思われるかも知れませんが、他の教科においても、教材の文章を正確に読むことができるかどうかは、学習をスムーズに進められるかどうかに直結しています。
文章の読み取りにおける傾向を知ることができれば、教授する側のみならず、学習者自身にも役立つことと思います。
結果を過度に深刻に捉える必要はありませんが、自分の得意・不得意と向き合う機会だと受け止めてほしいものです。