市内の塾から，オンラインによる高校説明会をおこなうので，ビデオ録画の収録に来てほしいという案内を受けた。
　県内の公立高校も3校参加するということで，会場に出かけることにした。
　話す内容は，次の通りであった。
　１　わが校の独自性
　２　進路指導
　３　コロナ禍における対応
　４　受験生へメッセージ
　４人の校長が司会の言葉を受けて，それぞれの学校の取組を紹介した。
　１～４の項目について述べた言葉をまとめてみよう。

１　わが校の独自性
　最初の発表者に指名されたため，多少緊張したが，私学には「建学の精神」があることを伝え，何のために学校を設立し，さらに，どのような生徒を育てようとしているのかということを述べた。
いつものように「われらの信条」の暗唱から入ったことは言うまでもない。
　この「われらの信条」の暗唱から入ると，不思議なものですぐに気合が入り，熱のこもった話になるような気がするのである。
　信条の紹介後，全人教育をベースに知性と徳性を重んじる学校であると述べた。

２　進路指導（大学受験指導における方針や特徴など）　
　現役の数値目標，東京大学20名，国公立大学医学部医学科30名，国公立大学全体で100名を示した後，ロングホームルーム等において同窓生の協力でキャリア教育を実施し，生徒自身が受験したい大学を決めるサポートをしていると述べた。
　また，今年の大学入試結果等について以下の報告をした。
　現浪合わせて東京大学20名合格，国公立大学医学部医学科63名合格
　現役では東京大学10名，国公立大学医学部医学科35名で，医学部の現役合格率は全国4位，現浪合計63名は全国6位
　全国の医者の１％が本校の卒業生
　東京大学の合格者数が今後の課題