チュータ日誌

(2021/02/24)社会科の授業(高Ⅱ、中2)

本日、社会科の研究授業が高Ⅱで行われました。

今年度着任された先生による授業です。

日本史の授業はごく少人数の授業。

スライドの図表や写真を用いて生徒のイメージを喚起しつつ徳川綱吉の時代の特徴をまとめ、歳出に関する資料から幕府の経済状態を読み取る練習を行うなど、生徒が主体的に取り組める授業を展開されていました。

少人数ならではのアットホームな雰囲気が印象的でした。

世界史の授業は、ラテンアメリカの独立を支持した国・反対した国について、生徒同士の意見交換の時間を設けつつ考えるなど、相互的な学びの取り入れられたものとなっていました。

 

また、研究授業ではありませんが、中2社会の授業の中でおこなわれたディベートの様子もお伝えします。

議題は「日本はすべての乗用自動車を電気自動車に切り替えるべきである。是か非か」(HV車は含まない)です。

肯定側の立論から始まり、間に作戦タイムを挟みつつ、

否定側質疑、否定側立論、

肯定側質疑、否定側肯定側の反駁……と、

かなり本格的に進行していきます。

電気自動車に切り替えることによる二酸化炭素排出量削減効果の真否といった環境問題としての観点や、

電気自動車への移行に伴うHV車輸出量・貿易相手国の変化の是非などの経済的な観点が議論されました。

ディベートの合間には聴衆間で意見を交換しており、生徒が積極的に参加しているのが分かります。

根拠を持って論理的に意見を発信していく力を磨く、良い機会になったのではないでしょうか。

 

アーカイブ

All Rights Reserved Copyright AIKO educational institution