松山は午後から曇りです。中一生の理科3の授業で、教員の指導のもと、校内の雑草の調査が行われました。校内に生えている雑草を見つけ、タブレットを用いてその名称や校内での分布を調べていきます。
生物学者でもあった昭和天皇は、「どんな植物でも皆名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草と決め付けてしまうのはいけない。」と言われたそうですが、名前を知ることでその存在を実感し、敬意をもって向き合うことができるのは、我々人間界でも同じかもしれません。今まで見えなかったものが見えるようになり、世界が豊かになってくる。この中一生の世界が六年でどのように広がりを見せるのか、今から楽しみです。