今年も10名を超える新しい教職員を迎えた。10名というと全教職員の約10分の1にあたる。
毎年,4月の土曜日に歓迎会を行うことにしており,今年度は4月20日(土)に市内のホテルで実施した。理事長の挨拶に続いて,わたしが歓迎の言葉を述べることになっているのだが,今年は自分の体験談(チュータのひとりごと)の中から話を選び,生徒たちに情の通った指導をしていただきたいと要望した。
会場となるホテルの部屋の構造が,横に長く,ステージから挨拶するのに,ほぼ180度顔を回さなければならない。これは,実に話がしづらく,一体感が生まれないと以前から思っていたのだが,今回もそうであった。また,自分が感動をした思い出を語ったために,気分が高揚し,しゃべり方が普段と違うことに気付いたが,修正のしようがなかった。このような席での話には感動の思い出話はふさわしくないと反省した。
会が進行し,毎年恒例の新人による「一芸披露」となった。新任の教職員がそれぞれ自分の特技を披露することが多いのだが,今年は,新任全員の協力で,いろいろなパフォーマンスが披露され,若い力を発揮していた。夜遅くまで学校に残って準備をしていたようであるが,パソコンとプロジェクターの接続がうまくいかず,一部の企画を披露できなかったのは,残念であったろう。
わたしはいつも,生徒と生徒の,生徒と先生の,そして先生と先生のティームワークが大切だと述べているが,このような会を通して先生と先生の連帯感が生まれることを期待している。