チュータ日誌

(2023/03/19)チュータのひとりごと 第726回(中高全体集会)

 中・高合同全体集会を2月14日(火)に実施した。
 中・高合同全体集会では主に表彰伝達と校長講話をおこなうことにしている。
 この表彰伝達、運動部や文化部において優秀な成績を収めた個人や団体に主催者から贈られた賞状や盾を授与する集会である。
 コロナ感染防止対策のため、表彰生徒や団体は大会議室に集まるが、その他の生徒は教室に待機して、ズームで伝達の様子を見ることにした。
 最近、喜ばしいことに表彰を受ける生徒が増加している。今回は100名を超える表彰者で、名前を紹介するのにかなりの時間を要した。
 この表彰伝達では、名前の読み間違いをしないことに最大の注意を払っている。また、表彰する側の代表者の名前もチェックしておく必要がある。
 すべての名前をチェックするのは生徒部の役目である。これは一大作業で、特に100名を超すような表彰者の場合、準備に相当の時間がかかる。
 生徒の表彰には普段よりも声が大きくなり、気合が入る。一つのことに努力した生徒の晴れの舞台だと思うと、自然に声が大きくなり気分も引き締まる。
 約30分の表彰伝達が終わり、講話をした。
 その内容を紹介したい。
 
 しつけの三原則という森信三先生の言葉があります。
 一 朝、必ず親に挨拶をする子にすること
 二 親に呼ばれたら必ず、ハイとハッキリ返事のできる子にすること
 三 ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にすること
 果たして皆さんはどうでしょう?
 挨拶がきちんとできていますか?
 名前を呼ばれたらハイと返事をしていますか?
 靴を脱いだらそろえ、席を立ったらイスを入れているでしょうか?
 特に下足箱の整理整頓がきちんとできているでしょうか。
 今日、帰りに皆さんの下足箱を見てください。
 下足箱の乱れは心の乱れだと思って、しっかりと一人ひとりが整理整頓を心がけてくださるようお願いをします。
 「われらの信条」の中に、「学問に対する情熱と道義に対する渇望とはわれらの生命である」、つまり学問への情熱と道義への渇望が生命、「命」である学校が愛光学園です。
 そのような学校にあって、挨拶、返事、下足箱の整理整頓は基本の行動であると述べて、中・高合同全体集会の講話とします。

 今回の「チュータのひとりごと」で、今年度のひとりごとを終了します。
 来年度は4月9日(日)に開始する予定です。

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