チュータ日誌

(2013/06/23)チュータのひとりごと 第396回(第1・3区地区別懇談会)

 第1区・四国中央市と第3区・新居浜市合同の地区別懇談会がリーガロイヤルホテル新居浜で6月2日(日)に開催された。

 前日の6月1日(土)には松山で中3の懇談会があり,二日連続ではあったが久しぶりに新居浜に出かけることになり,四国中央市と新居浜市の保護者の皆様にお会いできることを楽しみにJRで出発した。到着して思ったのは,この地,新居浜から毎日通学をしている生徒がおり,往復2時間20分の乗車時間を毎日続けることの厳しさが並大抵なことではないということであった。

 進行スケジュールを簡単に紹介したい。

 全体会 13:30~14:30

 分科会 14:40~16:20

 懇親会 16:30~18:00

 全体会では教員紹介の後に,ご父母の自己紹介があった。当日の参加者の数は20人を超えていたが,一人ひとり丁寧な紹介で,それぞれがよく分かりあえる紹介であった。全体で40分ほどの時間を費やして行われた。

 続いてわたしの話に入った。予定表でいくと残り20分で全体会の時間を終了することになるので,どうしたらよいのか迷っていたところ,司会者から40分くらいは良いという言葉をいただいた。

 もちろん「建学の精神」から始めた。前日もそうであったが,真剣に聞いてくださるご父母の姿を見て,話に力が入り,心のこもった話ができたのではないかと自分では思っている。

 懇親会の時間になり,いろいろと話が弾んだ中で,一つ,自分にとって驚くほどうれしい話を聞いた。

 それはあるお母さまからの次のような話である。

 ご自身のお父様が,本校の入学式の式辞を聞きたいと希望なさったそうである。そこで,わたしが式辞を述べている間,ご自分の携帯電話を通話状態にして,お父様に式辞のすべてを聞いていただいたとのことであった。ご感想もいただいたが,ここで紹介するとわたしが舞い上がってしまいそうなので,やめておく。

 何とありがたい話ではないか。このような話を伺うと,疲れなどは吹っ飛び,その後のやる気と勇気をいただくことになる。

 自分の置かれた立場で全力を尽くす,今後もこの姿勢を貫きたい。

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