チュータ日誌

(2013/06/30)チュータのひとりごと 第397回(「チュータのひとりごと」のチェック)

 「チュータのひとりごと」はおかげで,今年度の2学期に400回を迎える。第1回は2000年10月22日であるから,13年間かけて400回に到達することになる。

 最初は「教務のひとりごと」というタイトルで始めたのだが,役職が変わり,現在では「チュータのひとりごと」という呼称で,長期休暇を除く毎週日曜日にエッセイを掲載している。

 「チュータ日誌」自体は2000年の9月に始めたと記憶している。毎日ブログ形式で学校の様子を伝える手法は,四国内の学校では本校のホームページが先鞭をつけた形である。何事も最初というのは気持ちが良い。

 始めのうちは文章だけを掲載していたが,写真を一緒に掲載してはどうかという提言を受けて,そのように変更した。初期にはホームページ用に写真を圧縮するとギザギザが目立ち,非常に気になった。そのうち新しいソフトが出て,このギザギザを修正することが可能になった。写真を縮小するのと圧縮するのは異なる作業だと分かったのはこの時である。

 そうこうするうちに,動画を掲載しようということになり,これにも挑戦した。

 とにかく,ご父母に喜んでいただくためであれば,何でもしようという意気込みを持っていた。わたしは長期休暇も含めて「チュータ日誌」を毎日更新することに生きがいを感じていたのである。このような意気込みは自然と掲載する文章にも表れたのだと思う。当時,どの保護者に会っても,喜びと感謝の言葉をいただいた。それらの言葉を聞けば,誰でも更なるやる気が出て当然であろう。

保護者の中に,ご子息の中1~高Ⅲまでの6年間,「チュータ日誌」の写真と解説文を毎日プリントアウトしてくださったお母さまがいらして,とても感激した。直接,そのお母さまから聞いた話なので間違いのない事実である。

 現在では「チュータ日誌」は総務の先生方が,そして,「チュータのひとりごと」はわたくしが更新している。

 ところで,「チュータのひとりごと」の原稿は,昨年度まで国語科の戸田先生にチェックを受けていた。文章は不思議にその人の癖が出て,同じような表現を使うために読みづらくなることがある。先生はわたしの悪い癖をよく掴んでいらして,よく赤で手直しを受けたものだ。

 戸田先生は今年の3月でご退任になり,チェックをどうするかという問題が起こった。ありがたいことに,先生もこのことに留意してくださり,後継者を用意してくださった。

 全ての原稿ではないが,時に原稿に目を通してもらっている別の方もいる。内容や文体を吟味してもらい,わたしの貧弱な文章力を補ってもらっている。

 このような手順を踏んで,毎週「チュータのひとりごと」を更新していることを報告しておきたい。

アーカイブ

All Rights Reserved Copyright AIKO educational institution