チュータ日誌

(2024/01/21)チュータのひとりごと 第752回(第3学期始業式講話)

 第3学期始業式講話の一部を掲載します。

 皆さん、新年おめでとうございます。第3学期の始業式は放送で行います。

 中略

 最初に、昨年2月、愛光学園新校舎建設・70周年キャンパス整備事業が全て完成し、2月28日に創立70周年記念式典を挙行して、間もなく1年が来ようとしています。
 この新キャンパスを最大限に活用して、学習やスポーツに励んでくださっていることをとてもうれしく思いますが、新しい各施設を大切に使ってもらっているでしょうか。

 中略

 新しい年を迎えるに当たり、「スタンフォードの自分を変える教室」の著者ケリー・マクゴニガル氏が『努力するのを「ふつう」にする』というタイトルで述べている言葉を紹介します。
 ―― 自分では変えたいと思っている行動でも、他のみんなもやっていると思うと、ソーシャルプルーフの効果でせっかくの努力が妨げられることがあります。
 「みんなだって同じことをしているのだから、自分だけ変えようなんてがんばる必要ないのかも」なんて思ったことはありませんか?「あの人だって、この人だってやっているし・・・・・」と同じようなことをしている知り合いを数えたりしていませんか?
 もしそうなら、そんな考え方でいいのかどうか、疑ってみたほうがよいでしょう。いちばんいいのは、あなたができるようになりたいと思っていることを習慣にしている人たちに出会うことです。あなたが見習いたくなるような新しい「仲間」を見つけましょう。(中略) 
 同じ目標を目指す仲間に囲まれていれば、努力するのがふつうに思えてくるでしょう。——
と述べています。
 皆さんのそれぞれに考えていただきたいことです。
 「Friends are important.」、「持つべきは友」という言葉がありますが、見習いたくなるような友になれるよう、お互いが努力することが大切だと思うのです。
 そして、本校で一生付き合えるよき友に出会えたら、入学した半分の意味があると言ってもよいのではないでしょうか。
 本校を良くするのも悪くするのも、皆さんの日頃の行動にかかっています。お互いが相手から見て、見習うべき友、つまり、「世界的教養人」そして「愛と光の使徒」に近づくよう努力しましょう。「世界的教養人」「愛と光の使徒」というフレーズは、ただ単なるキャッチフレーズであってはなりません。
 さて、2024年の干支(えと)は「甲辰(きのえ・たつ)」で、動物は「龍」があてられます。
 甲辰(きのえたつ)は活力が旺盛になって、姿が整う年であると言われています。新しいチャレンジが姿を整えるという意味になるでしょうか。
 ただ、努力を重ねない人に結果は生まれません。「やっただけが返ってくる。だから人生は面白い」とよく言うように、世の中は原因と結果の法則に従って動いているのです。つまり、皆さんそれぞれの努力を原因として、様々な結果が現れるのです。
 ここで、皆さんにICT機器、特にタブレット使用について注意をしておきます。しっかりとしたネットリテラシーを身に付け、「ネット依存」にならないように注意をしてください。

 嫌がらせやいじめについて再度の注意(略)

 最後に、66期高Ⅲ生は、明日、1月13日(土)が大学入学共通テスト第1日目です。
 高Ⅲ生の皆さん、自分を励まし、自分を信じ、最後の最後まで、緊張感を途切れさすことなく、強い意志力でこれまで学習を続けてきた結果を出してくださるものと確信しています。
 高Ⅱ以下の皆さんと全教職員と共に、高Ⅲ生の健闘を心からお祈りして、新年の挨拶、並びに第3学期始業式の挨拶といたします。 

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