2月に2週にわたって、NewsPicksEducationの蒲原慎志(かもはらしんじ)さんが中1生向けにワークショップをしてくださいました。テーマは「観方が変われば世界は変わる」です。
ニュースってなんだろう?というところから、ニュースのもつ可能性や広がりなど、ワークを交えて楽しく学ぶことができました。この日は参観日ということもあり、保護者の方にも見ていただくこともできました。
1週目のワークショップの様子については、記事にしていただきました。
ニュースの印象が変わると、子どもたちはニュースに触れたくなる。「ニュースで遊ぶ」講座は、変化の“きっかけ” | NewsPicks Education MAGAZINE
2週目は、ニュースの「つながり」を感じ、さらに人と人の「つながり」や、人の「気持ち、感情」をより意識できるようなワークを行っていただきました。
オープニングでは、数人の希望する生徒が前に出て、前で話すというのはどんな気持ちなんだろうということを体験しました。それぞれによって感じ方が違うということや、意外と緊張しないなど新たな「観方」を感じることができました。
その後は、「話を聴いてもらえない」ってどんな気持ちになるんだろう、「なぜそんな気持ちになるんだろう」など、「感情」について深く考え、その根底には「ニーズ」があるんだということに気づくワークを行いました。
子どもたちは紙に書いて言語化しています。うまく言葉にできない自分、言葉をあまり知らない自分、たくさん知っている自分、いろんな自分を発見できています。
どこで、どのようにワークショップに参加するのかは自由!何人かの生徒は、前にいって蒲原さんのそばでワークに参加していました。自分で自分の行動を選択することの意味も感じられたのではないでしょうか。
「ニーズ」を考えてみる、という新しい人と人との関係性の作り方の視点を得た中1生たち。72期と私たち学年団の教員がワークショップで持つことができた「共通言語」を大切にして、愛光での学校生活をより豊かなものへとしていってほしいと思います。
(H)